さて、今回の記事は前回の続きで、「酒席のマナー講座(2)」です。
それで、今回は、会席料理のマナーです。酒席で出てくる料理は会席料理が多いそうで、この料理は酒に合うように考えて作ってあるようです。
会席料理のコースは、だいたい次のような料理が出てくるようです。
1.前菜(八寸、先付)
2.吸い物
3.お造り
4.焼き物
5.煮物(炊き合わせ)
6.蒸し物
7.揚げ物
8.酢の物
9.ご飯
10.止め椀
11.香の物
12.水菓子(果物)
それで、4~7の料理の順番は、お店などで順序が変わることもあるらしいです。
食べ始め
主賓あるいは目上の人が食事を開始するのを待ってから箸をつけるそうです。私などは小心者ゆえ、まあ、普通はそうしていますね。
箸の取り上げ方
三手で取り上げるのだそうです。
1) 右手で上からつまみあげる。
2) 箸の先の方を、左手を下から添えるように持ち、
3) 右手を箸の下にまわして持ちかえる。
「箸先五分長くて一寸」と言って、箸の先を必要以上に汚さないようにします。箸先3センチのところだけ使うのだそうです。でも、納豆が出たら、箸を突っ込んでぐるぐるかき混ぜるから、箸先5センチはねばねばになっちゃいますね。
1.前菜(八寸、先付)
お皿や小鉢に季節の料理がきれいに盛り付けられて出てくるもので、季節の味や香りを楽しみます。食べる順序があるらしく、海のものから山のもの、あるいは、味の淡白なものから濃いものへと食べるのだそうですが、左から右の順番で食べていくと、そのようになるみたいです。このときに、きれいな盛り付けを崩さないようにして食べるのがいいそうです。小鉢などは、手でもって胸元に引き寄せて食べてよいそうです。
2.吸い物
椀の蓋を取るときは、しずくをお椀の中に落とします。吸い物は、板前さんが「この味がうちの基本です」という挨拶みたいなものなので、具を先に食べる前に出し汁を飲むのだそうです。食べ終わったら、蓋をします。漆器が傷つくことがあるので、逆さに蓋を椀の上に乗せるのは良くないらしい。
3.お造り
刺身を食べるとき、醤油は必要最小限の量を小皿に注ぐようにし、足らなかったら随時足します。醤油が小皿にあまりたくさん残るのは良くないようです。
刺身を食べるとき、小皿を手に持って、胸元に引き寄せてその上で食べるのだそうで、これは、今まで私も知らなかったですね。
やれやれ、なんだかこのマナーについては、まだまだ書くことがたくさんありそうです。次の記事では、一旦、何か別のことを書くかもしれません。そのあと、またのマナーの話題の続きを書きましょうかね。(続く)
本日の酒
寒梅 樽酒(寒梅酒造株式会社)
各地のコンビニエンスストアなどで売っている普通酒って、その土地でそれなりに定番の人気商品なのだろう思います。だから、そこそこいい酒なのではないだろうか?
この酒も、ドライブに出かけたときに立ち寄ったコンビニで買ったものだ。
杉の香りがさわやかで、かつ酒本来の旨みも伝わってきます。
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