2009年5月27日水曜日

酒蔵の希少アイテム

5月24日は、立川の「自然酒房なのか」で、mixiの東京地酒コミュニティのイベントで、「豊島屋の杜氏さんと飲む鑑評会出品酒と秘蔵酒」という飲み会がありました。簡単に言ってしまえば単なる飲み会イベントなのですが、この会では、お酒を含め、普段なかなかお目にかかれないものが揃っておりました。

まず、出てきた酒には、鑑評会出品酒、貴醸酒23年熟成酒、甘口本醸造古酒17年熟成酒など、普段お店で買うことのできない珍しい品が多かったです。しかし、さらに珍しいのは、豊島屋酒造の蔵で保管されていた、酒造関係の希少アイテムです。

それらは、前掛け、金属製の看板、一升瓶を入れる箱の蓋として使用した板、手ぬぐいなどです!


唎き酒ゲームをやって、勝った人から順に、好きなアイテムを景品として貰えるというのをやりました。私は、幸運にも唎き酒ゲームで成績優秀により、この前掛けを貰うことができました。


しかし、手ぬぐいや前掛けはともかく、看板や清酒の箱の蓋など、皆さん喜んでもらっていましたが、はて、何に使うのでしょうね?

なお、豊島屋酒造さんでは、6月7日に「第7回呑み切り一般公開」を開催します。入場料500円を払った、豊島屋酒造さんのお酒を試飲し、もし気に入った酒があったら買うこともできます。私も参加してこようと思っています。

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2009年5月26日火曜日

酒蔵のある散歩道(2)

皆さん、こんにちは。
酒ばかり飲んでいて運動不足が心配な、いちべーが紹介する「酒蔵のある散歩道」シリーズの第二段です。今回は、石川酒造の蔵に行く散歩道を歩きます。石川酒造も前回紹介した田村酒造場と同じ福生市にあります。

今回は、西武線拝島駅の北口から出発です。玉川上水沿いの日光橋公園、水喰土公園を訪ねてから、福生院、熊川神社と歩きます。さらに、下の川緑地せせらぎ遊歩道公園の遊歩道を通って、多摩川の河原にある多摩川緑地福生南公園に出ます。この南公園からしばらく歩くと、石川酒造の敷地内にある「福生のビール小屋」で、蔵出しの清酒や搾りたての地ビールが待っています。

1. 日光橋公園と水喰土公園
ここは、玉川上水に沿った、雑木林を歩く遊歩道です。途中、フリークライミングの練習用ウォールなどもあり、ちょっと登ってみると面白そうです。また、雑木林の中には野鳥の観測ポイントがあります。


玉川上水には、鯉が泳いでいるのが見え、カルガモも来ていました。


水喰土公園には、玉川上水開削工事跡があります。これは、江戸時代、玉川上水を建設する時に、掘ったところこの地点で水がすべて地面に吸い込まれてしまい、工事が失敗に終わったわけですが、そのときに開削された堀がそのまま遺構として残っているものです。


2. 熊川通り界隈
奥多摩街道と並行して西側に走る熊川通り沿いに、福生院、熊川神社、杜の美術館があります。これらを順に巡りながら散歩を楽しみます。



3. 下の川緑地せせらぎ遊歩道公園
この公園は、多摩川東側に南北に伸びる河岸段丘の下側に沿う非常に細長いエリアのようです。北は五日市線が走る辺りから、南は睦橋通り辺りまでの区間ですが、今回は南側の一部を睦橋通りまで歩きます。


4. 多摩川緑地福生南公園
多摩川の河原にできた、芝生の広々とした公園です。家族連れて休日を楽しむ人々や、サイクリングを楽しむ人が多いです。


5. 南公園から石川酒造まで
南公園を睦橋の方から南に歩いて、中ほどで段丘の上に登る道があります。ここを登って、しばらく歩けば石川酒造です。
今回は、のどが渇いたのでお酒よりも地ビールを頂きました。もちろん、こちらのお酒も美味しいですよ。


下の地図内のマーカーをクリックすると写真が表示されますので、お出かけの方は、参考にしてくださいね。

より大きな地図で 酒蔵のある散歩道(石川酒造) を表示

本日の酒
濃醇原酒(北安醸造株式会社)
インパクトのあるたいへん濃醇な味わい。後味に顕著なほろ苦さがあるので、味の濃い料理に合うことでしょう。
アルコール度:19%




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2009年5月22日金曜日

酒蔵のある散歩道(1)

皆さん、こんにちは。酒ばかり飲んでいて運動不足が心配な、いちべーです。

運動不足解消のために、今日は少し長めの散歩をしてみました。羽村駅~お寺坂~玉川上水取水堰~上水に沿った遊歩道~田村酒造場というコースです。

私が住む羽村市には、玉川上水の取水堰があります。玉川上水は、ここから始まり、小平市、武蔵野市などを経て、新宿区の四谷大木戸まで、43キロメートルにも及ぶ上水道です。


羽村駅西口を降りて、駅前通りを南西方向に向かって5分も歩くとお寺坂に差し掛かります。坂の途中に「馬の水飲み場跡」があります。ここには湧き水があって、昔、馬に水を飲ませて休ませたそうです。


坂の脇には、稲荷神社があります。創建年月不詳、江戸後期の地誌「新編武蔵風土記稿」にこの神社の記述があるようです。祭神は宇迦之御魂之神(うかのみたまのかみ)、建速素戔男尊(たけはやすさのおのみこと)、玉祖命(たまのおやのみこと)。

稲荷神社は、高台あり鳥居付近から振り向くと景色がいいです。遠くに奥多摩の山も見えます。


坂を降りきる手前で左に曲がります。この角には、禅林寺があります。
お寺坂というのは、このお寺があるために付けられた名前です。


北浦酒店を左手に、和菓子屋「山田屋」も右手に見て進むと、旧奥多摩街道に出ます。
ちなみに、この北浦酒店は、私がよくお酒を買うお店です。


玉川上水は、この旧奥多摩街道に沿って流れています。


上水にかかる橋を渡って右に曲がり、上流に向かって1分くらい歩くと、玉川兄妹の像があります。承応二年、徳川家光の時代、大工で測量術に長けた庄右衛門、清右衛門の兄弟が取り立てられて、玉川上水の建設工事を任されたと言います。着工から1年と2ヶ月程度という、信じられない速さで完成させたというから驚きですね(現代の道路工事などの公共事業もやり方を見習うべきだ)。


玉川兄妹像の少し上流が取水堰です。


取水堰近くに珍しいものを発見しました。「牛枠(うしわく)」と呼ばれるもので、川の中に埋めて川の氾濫を防止する仕組みです。昔の人の知恵ですね。


さあ、ここから上水に沿って続く遊歩道を下流に向かって歩きます。
水量豊かな多摩川は、取水堰で水を奪われてしまい、ちょっと惨めな状況です。


左の写真の辺りは、桜が咲く頃は出店がたくさん並ぶ場所です。右の写真は、第三水門です。ここから多摩湖方面(村山貯水池)に水を供給しています。


上水も第三水門で水を取られ、水量が減っています。


桑の実がなっていました。一粒いただき。昔の羽村は養蚕が盛んだったのです。


遊歩道が細くなってきます。この辺はもう福生市に入るのでしょうか?


ちょっとしたベンチのある福生加美上水公園。休憩にいいかも。


さらにどんどん進むと、住宅が見えるようになり、T字路で上水沿いには進めなくなります。


このT字路で右を見ると、おお!あの煙突は、お米を蒸す釜場の煙突ではありませんか?!


とうとう、田村酒造場に着きましたね。立派な建物だな~!


なお、今回の散歩コースは以下の地図を参照ください。

より大きな地図で 酒蔵のある散歩道(田村酒造場) を表示

本日の酒
嘉泉 純米酒 玉川上水(田村酒造場)
軽いのみ口で、ぐいぐい飲めてしまいます。



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