今回は、昔の話を書きます。私が小学生だった頃、「酒蓋遊び」というのがありました。
現在はプラスチックですが、当時は、酒のキャップにはコルクが使われていました。
コルク部分をナイフなどで削って、王冠部分だけを残し、平べったい、ちょうどコインの様な形にします。そして、メンコやトレーディングカードのように、遊び相手との間で、ゲームの優劣により獲ったり獲られたりして遊ぶのです。
遊び方は単純なもので、防御側は酒蓋を平らな場所に置き、攻め側が、その酒蓋の縁に自分の酒蓋の縁を押し当て、パチンとはじいて裏返すのです。うまく裏返ればその酒蓋が獲得できるというわけです。
さまざまな銘柄名やデザインが表示されている酒蓋は、子供心にも集めて楽しいものでした。勝手口の外に酒瓶が出されていれば、必ず蓋がないかチェックしたものです。良いデザインの蓋を見つけては得したような気分になり、変わったデザインを見つけたと思うと、プラスチック製のものでがっかりしたりした記憶があります。
こうして私は、小学生ながらも酒の銘柄に詳しくなっていきました。思えば、これが私の酒との初めての関わりと言ってもいいかも知れませんね。
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2 件のコメント:
酒ぶた遊びやりましたね。
ルール(遊び方)も同じようです。
酒瓶が出ていればコルクの酒ぶたを探し、ビール瓶なんか出てると、家の人に断って酒屋に持って行きました。1本5円(だったかな?)で引き取ってくれました。
よその家の人もおおらかなもので、「ビール瓶もってっていいですかー。」と声をかけると「おー、**のところの坊主か。もってっていいぞー。瓶代は全部お駄賃にあげるから皆でもってってくれよ。」てなもんでしたね。
酒呑親爺さん
ああいう遊びは、自分の酒蓋を自分で加工するわけで、手作り感があっていいですね。
ベーゴマなんかも、私は不器用で回せなかったのですが、やってる人は自分で削ったりしてましたね。
またコルクの蓋の一升瓶が復活しないもんですかね~。
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