2009年2月11日水曜日

イベントのご案内--澤乃井を楽しむ会

立川にある「自然酒房なのか」で、「澤乃井の酒を楽しむ会」を開催します。

澤乃井は、東京都青梅市にある酒蔵小澤酒造株式会社で醸している酒です。この酒蔵は元禄時代の古文書にすでに酒造業を営んでいたという記録が残っており、少なくとも300年以上も造り酒屋として創業してきたという老舗です。

今回は、以下のお酒を用意しましたので、東京の地酒「澤乃井」を味わってみたいという方はご参加くださいませ。

立春朝搾り
2月4日の未明に搾った純米吟醸生原酒

春の雪
純米吟醸おり酒、醪を粗搾りした後、炭素濾過、熱処理せずに瓶詰めした活性清酒

蔵守1997
長期熟成酒

蒼天 新搾り
この季節だけの純米吟醸蒼天の新酒

中汲み吟醸

辛口にごり、等々

日時:3月1日 夜7:00~9:00
場所:立川「自然酒房なのか
会費:4000円


■参加表明の方法
以下のリンクにあるフォームを開き、必要事項を記入してから確認ボタンを押して送信してください。
http://tokyojizake.web.fc2.com/Inquiry_page.htm
「お問い合せ内容」には、『「澤乃井の酒を楽しむ会」参加希望。』と明記してください。
なお、参加者が複数の場合は、参加者ごとに送信してください。
申し込み締め切りは、2月27日です。


本日の酒
喜正 純米酒(野崎酒造株式会社)
喜正の酒は、非常にレアで地元のあきる野市以外ではなかなか買えない。希少(喜正)なお酒です。
精米歩合:60%
アルコール度:15 - 16%



東京地酒マップ
東京地酒マップは、東京の蔵元や東京の地酒を売っているお店を紹介するための地図です。
東京地酒(複数の蔵元、各蔵元複数の種類)を置いてある酒屋さん、またそんな酒屋さんをご存知の方、どうぞ情報をお寄せくださいませ。

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2009年2月9日月曜日

風が吹けば酒屋が儲かる?

週末は、着物の仲間と仙台旅行。しかし、帰りに新幹線が強風のためにストップ。大幅にダイヤが乱れておりました。

4時ごろの仙台駅、強風で在来線や新幹線が止まっているというアナウンス。改札口付近は、状況を聞きにきた利用客で混雑ぎみ。

やがて運転が再開、4時58分仙台発のMAXやまびこ東京行きも、定刻どおりに入線。どうやら、帰れそうか?新幹線に乗り込み席について発車を待っていると、また強風が吹き荒れ始めたらしく、30分停車して様子を見るという車内放送です。

万が一新幹線が大幅に遅れて車内で長時間過ごさなければならないことを考えて、駅弁、お茶、ビールなどを仕入れて長期戦に備えます。あ、ちなみに酒とつまみは、新幹線に載るときは、常に準備していますので心配ありません。

車内では、東京着の時刻を気にしながら携帯で話をしている人、母親に向かってキレかけている娘らしき人などいて、ちょっと険悪なムード。でも、我々は、新幹線が少し遅れても、むしろ車内で酒がゆっくり飲めていいやという発想。やはり、俺らはどもまで行っても~のんべ~だ~!!


(牛タン食べながら一の蔵のしぼりたてをいただきました。)

結局、2時間近く遅れての東京着。強風のおかげで新幹線が止まり、車内でゆっくり宴会が楽しめました。

ここで今日の一言---「風が吹けば酒屋が儲かる。


(牛タン弁当もたいへんおいしうございました)

本日の酒
特別純米 大和伝(株式会社一ノ蔵)
今日もおいしいお酒をありがとう!
原料米:蔵の華
精米歩合:50%
アルコール度:15 - 16%
日本酒度:(+)1 - (+)3
酸度:1.4 - 1.6


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2009年2月4日水曜日

がんがん飲むならやっぱり地元の安い酒

吟醸、大吟醸などの酒も旨いのですが、たとえばご飯をムシャムシャ食べながら、飲むのにいいのは、特定名称酒ではなく、いわゆる普通酒とかレギュラー酒とかいうのがいいですね。

テレビを見ながら、夕ご飯を食べながら、口の中にまだご飯があるのに、酒で飯を流し込むような、あまり上品とはいえないような酒の楽しみ方もありだと思っています。いや、この場合は酒を楽しむのではなく、酒以外のことを楽しむために、酒が脇役になってきます。

だいたい、毎日のように酒を飲んでいる私が、そうそう高い酒ばかり飲んでいるわけにも行きません。ラベルに純米酒とか、本醸造とか書いていないような酒。吟醸なんてもっての外。一升瓶で1800円とか、いやそれよりも安い酒。そんな酒を、夕ご飯食べながら飲んだりするのは楽しいものだと思います。ほろ酔い加減になって、その後にNHKの大河ドラマ「天地人」なんかを見ていると、途中でいつの間にか居眠りなんかしていて、いつも決まって終わりの5分くらい前にになって目が覚めたりします。まぁ、それでもいいのです。

地元の酒屋さんなどで普通に売っている酒ですが、私の住所は羽村市で、青梅、福生、あきる野市などに、造り酒屋があり、これらの酒蔵の酒の安いのを入手してよく飲んでいます。最近は、こんな酒を飲んでいます。



<左:嘉泉上撰 田村酒造場、右:澤乃井五段仕込 小澤酒造株式会社>

精米歩合がどうとか、日本酒度がどうとか、酸がどうしたとか、そんなことはあまり考えずに、地元の安い酒をへらへらと笑いながら飲めるということは、幸せなことだと感じています。

ある蔵元さんがかつて言っていました。
「私の目指す酒って言うのは、難しいことはガタガタ言わないで飲める酒、なんとなく飲んでいて気づいたら目の前に一升瓶が転がっているような酒なんですよ。」
最近、この言葉は、たいへん味のある意味深い言葉だな~と、ときおり思い返しています。


本日の酒
十右衛門 純米無濾過原酒(豊島屋酒造)
酸味があり、かすかな渋みもあります。力強い印象を持った酒
原料米:八反錦
精米歩合:麹55%、掛60%
アルコール度:17 - 18%
日本酒度:(+)3.5
酸度:1.6




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