2010年11月30日火曜日

酔うと安芝居をしてしまう人たち

先週の土曜日、青梅市の「煉瓦堂朱とんぼ」という施設で、酒飲みパーティーを兼ねながらバーベキューを行った。

ここのバーベキュー場には、うれしいことに、徳利やお猪口も用意され、おまけに大きめな薬缶も借りることが出来た。つまり、燗酒を作って飲んだわけだ。



燗酒には、写真の左の瓶「長岡城」や、一升瓶の「澤乃井純米銀印」がいい。

滅多に飲むことのできない大吟醸限定酒。


打ち合わせ30秒、リハ無しのぶっつけ本番で、こんな芝居じみたことをやってしまう人たち


私が酔って寝ている間には、こんな安芝居も行われていたようです。



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2010年11月25日木曜日

燗酒文化を世界に広めたいと思ったもので(;^_^A

最近では、外国でも日本酒の人気が高くなってきているようだ。海外の外国人の方が書かれている酒関連ブログなども多い。そういうブログ記事からは、吟醸酒や純米酒などの高級酒(premium sake)指向が、なんとなく読み取れる。まだ、日本酒が日常のシーンで飲まれるほどには、日本酒が浸透しているわけではなく、むしろ、日本酒は高級日本酒料理と一緒に楽しむもののように受け止められているということなのだろうか?

日本酒は、言うまでもなく日本人が古くから飲み続けてきた酒であり、冠婚葬祭の場面などでも飲まれ、また、日本人の生活の中にも融け込んでいる。とくに、日常生活の中で飲まれる日本酒としては、そんなに高級な酒を毎日のように飲むわけにもいかない。

一日の仕事が終わり、快い疲れを感じつつ、「今日も一日頑張った。明日もまた頑張ろう」などと思いながら、ゆったりとした気分で、しみじみと飲む、いわゆる晩酌というやつ。多くの日本人は、日常的にそんな日本酒の飲み方をしてきたのではないだろうか?

私としては、フォーマルな会食や、高級料理とともに飲まれる酒だけでなく、毎日、家庭で気軽に飲める酒、"table wine" ならぬ "table sake" というものが、もっと普及するならば、海外の方たちの日本酒の楽しみも、より幅が出るのではないかと思っている。

そんな想いから、日本酒のカジュアルな飲み方として、燗酒の楽しみ方を世界に紹介してみようと思い立ち、以下のような動画を作った。



これは、「電気ポットで湯を沸かし、その中に徳利を入れると、燗酒が簡単にできますよ。皆さまもお試しあれ!」という趣旨のビデオ。

このビデオは、けっこう反響があって、これを見て、電気ポットを買いましたというようなコメントも海外の方から頂いている。

何はともあれ、日本酒文化よ、世界に広まれ!



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2010年11月23日火曜日

フォルクローレで十右衛門

豊島屋酒造を、最初に訪れたのは、2008年の9月のことである。同社の専務さんに蔵を一通り見せていただいた。


(2008年9月9日撮影)


この時の試飲で十右衛門という酒に出会った。重厚な飲み応えの純米酒であった。

ところで、去る11月21日は、この豊島屋酒造での酒蔵一般開放、つまり蔵開きであった。

この日、東村山駅に、11時35分くらい到着。駅から蔵に向かって歩き出そうとしたところ、後ろから酒飲み友達のkisaさんに声をかけられ合流。そして蔵に到着。

蔵では、とりあえず、新酒とかめ口の酒を試飲させていただき、蔵開き限定の純米吟醸熟成生原酒を買い、会場を一巡りして知り合いがいないが確認すると、あとは、まったり飲むだけである。

12:30から、杜氏さんとその仲間たちによる、フォルクローレの演奏も始まるというので、ステージのある広場に行く。一升瓶の通い箱で即製した、椅子とテーブルが並んでいるが、すでに、どの席も満杯であった。



そして、このフォルクローレの演奏が行われているステージの前でうろうろしていると、丁度、うまい具合に二つ席が空いた。そこで、模擬店でたこ焼き、チョコバナナ、焼きそばを買い込み、酒を飲みながら演奏を楽しむことができた。

で、この日、飲んだ十右衛門中取り生原酒のお味は?




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2010年11月19日金曜日

ぎらりと光る酒


 口に含むとぎらりと光る
 こいつはいぶし銀
 冷やも光るが
 燗も光る

これは、澤乃井の新商品、純米銀印の裏ラベルの口上である。

なるほど、精米歩合80%という、いかにも硬派な感じの酒は、「きらり」ではなくて「ぎらり」と光るのか?

さて、口の中でどのように光るか、とくと見てみよう。



ところで澤乃井の社長さんとは、ある機会でいっしょに飲んだ時に、澤乃井の酒の裏ラベルの口上は誰が考えるのですかと聞いたところ、すべて社長さんが考えているとのこと。いろいろと考え出すのに苦労しているとのことで、今回も社長さんの悩む顔が、なんとなく目に浮かんでしまった。


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2010年11月18日木曜日

酒器に応じて酒を飲んでみた

最近、益子の陶器市でいくつか酒器を購入した。
益子陶器市関係の動画の再生リスト

各タイプの酒の特性に適した酒器を使用すると、より効果的に酒の特性を引き出して楽しめる。そこで、これらの酒器に合わせて酒を選び飲んでみた。ただし、酒と器の組み合わせは、あくまでも私の直感で選んでいるわけで、違う意見の方もいるかも知れない。



酒器(1)

最初の酒器は、背の高いもので8勺程度酒が入る。これの6割程度を吟醸酒で満たすと、内側から吟醸香が立ち上ってきた。薄い酒器の縁を唇に押し当てて酒器を傾けると、酒が滑らかに口に流れ込み、微かで好ましい甘みを感じた。この器は、吟醸酒のすっきりした味と芳香を引き立ててくれるようだ。


酒器(2)

次の酒器も背が高い(今回は、背の高い酒器を三つ買った)。半合ほど入るものだが、表面の模様は象形文字のようだ。何か角のある仮面のようなものを被って踊っている人々のようでもある。さらに、よく見ると、そのマークの一つが感じの「笑」という文字に見えてくる。全体的に古代の出土品のような雰囲気を醸し出している。そこで、ひらめいたのは、「よし、ひとつこいつに長期熟成酒を注いでみようか」ということだった。


酒器(3)

この表面の白いスラリとして感じの器には、引っ掻くようにして線画が施されている。表面の白い粘土を引っ掻くことで、下地の褐色系の粘土を露出させて線画が描かれている。というわけで、下地の褐色系粘土と表面の白い粘土の二種類の粘土が使われているのが判る。器の外側には釉薬は掛っていないようだが、内側には釉薬で薄いガラス質の層が出来ている。フレッシュな生酒を冷で飲んでみた。

ところで線画であるが、巨大ロボットのようなものが描かれている。いや、これはガンダムのモビルスーツではないか?!ということで、このユニークな酒器、一目見て気に入ってしまった。



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2010年11月15日月曜日

天覧山に登って清酒「天覧山」を飲む

先週、平日にちょっと時間があったので、軽く飯能の方面へ散歩に出かけ、以下のコースを歩いた。

JR八高線東飯能駅~五十嵐酒造(試飲)~天嵐山~高麗峠~巾着田~西武線高麗駅

東飯能駅を歩き始めたのが10時頃で、高麗駅に着いたのが2時30分頃だった。五十嵐酒造によって酒を買うという回り道をしなければ、1時間くらい時間を短縮できるが、その場合は酒をテーマとした当ブログが成立しないので、頑張って歩いたのであった。

五十嵐酒造までの道は、西武線の飯能駅から歩いた方が判りやすいのだが、地図を見るとJRの東飯能駅から歩いても大差がなさそうなので、東飯能から歩くことにした。道がよく判らないので、およその見当で南の方向に歩き、高麗川沿いの通りまでたどり着いた。たしか、この通り沿いに五十嵐酒造があるはずだ。実際、私はけっこう地理感があるので、こういう場合は、あまり迷わずに目的地に到達するのだが、しかし、今回はけっこう長い道のりだ。

五十嵐酒造(11:20頃)
とにかく、無事に五十嵐酒造に到着すると、お店ではお酒が売られている。店番のかたわら事務仕事をしていた女性は、私が車で運転して来なかったことを確認すると試飲用の酒をテーブルに並べて試飲を薦めた。そして、一通りの説明をすると中断していた事務仕事を再開するために、デスクへ戻って行った。



さて、私は、一通り試飲を終え、古天という熟成酒と、300ml瓶の生酒を購入し、リュックに詰めた。店番の女性によれば、飯能の駅まで徒歩20分くらいで、天覧山の登り口は、さらにもっと歩くようだ。いや、だいたい地図を見て判っているので、そんなもんだろうとは思いつつも、やはり舗装道路を30分もダラダラ歩くのは、あまり楽しくない。はやく、山道を歩きたいものだと思うと、早足になりがちだ。

さて、天覧山であるが、登山口は能仁寺というお寺の脇を入って行くのである。登山口から山頂までは、10分くらいで登れてしまうあっけなさである。山頂直下が少々急だが、幼稚園の遠足でも軽く行けるお手軽散歩道といった感じだ。

天覧山頂上(12:30頃)
天覧山は、標高195m。頂上には、コンクリート造りのしっかりした展望台がある。ここから、奥多摩方面の山々がよく見える。かつて、明治天皇が近衛兵の演習を、この山からご覧になったそうだ。





頂上で、予定どおり天覧山の生酒を飲み、昼食を食べてから、高麗峠へ歩き出す。高麗峠までは、一時間くらいであり、広くて歩きやすい快適な道である。

高麗峠(13:40頃)
高麗峠は、ちょっと薄暗い峠。展望もあまりよくない。ここから30分も歩けば巾着田に到着する。


ドレミファ橋(14:00頃)
ドレミファ橋は、巾着田を囲むように流れる高麗川にかかっている冠水橋(雨で増水すると水没して渡れなくなる橋)で、これを渡ると巾着田。



上の右の写真は、ドレミファ橋から撮影。泳いでいる魚を写真に撮ろうとしたのだが、見えますか?

巾着田(14:10頃)
巾着田は、本当は曼珠沙華の花の時季に来るといいのだ。下の右側の写真は、2008年の9月下旬ごろの様子。



鹿台橋(しかのだいばし)からの眺め
巾着田から、高麗駅に向かうのだが、途中にあるこの鹿台橋からの高麗川の眺めがなかなかよい。




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2010年11月14日日曜日

大河ドラマに見る酒のシーン

本日の龍馬伝。山内容堂と後藤象二郎が酒を酌み交わすシーン。ただ、酒を酌み交わすだけで、心が通い合う。

昨年の大河ドラマ「直江兼続」。真田幸村が兼続に最後の別れを告げに来る。兼続は言葉少なく、ただ幸村と酒を酌み交わす。語らずとも、様々な想いが、二人の間に行き交う。

酒が、たんなるアルコール飲料ではない、極めて精神性の高い存在であることは、これらのシーンを見ても明白だ。

私は、こういう酒の心を大切にしたいと思うのだ。



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2010年11月8日月曜日

また、買っちゃった ~ 益子陶器市

飲む酒の種類、飲み方、気分に合わせて、酒器を選んで酒を楽しむ。これも、飲酒の楽しみと一つだ。私も、ぐい呑みはすでにいくつも持っていて、いつも、どのぐい呑みで酒を飲もうかと迷っているほどだ。だから、11月3日~7日にかけて栃木県の益子で開催された陶器市に行っても、もう、これ以上酒器を買う必要などまったくなかったのである。

それでも、11月3日は、酒友二人が益子の陶器市に行くというので、私も一緒に行くことになった。



朝9時頃、益子の陶器市の会場から少々離れた無料駐車場に車を止め、10分程度歩くと、益子駅から東に延びるメインストリートに到着した。

メインストリートを東に進むと、だんだんと車や人通りが増えて賑やかになってくる。城内坂という交差点を越えた辺りから、本格的な陶器市の雰囲気になる。

道の両側の店舗や、設営されたテントなどで、いろいろな陶器が売られており、また、道を外れた路地や、陶芸メッセへ向かう途中の広場、陶芸メッセ内の広場などに、イベントテントが多数設営されて、そこでも陶器が売られている。陶器以外にも、民芸品なども売られ、屋台でホットドック、唐揚げ、ドーナツ、ビールその他の飲み物も売られている。

ぐい呑みなどは、ずいぶん持っているので、なるべく買わないつもりでいたのだが、素晴らしい作品が多くて、見ているとついつい買ってしまう。




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2010年11月6日土曜日

高尾山の紅葉を見ながら燗酒

11月になり、大陸の方から次々と高気圧がやって来る、いわゆる帯状高気圧のおかげで、天気が安定して晴天が続くようになってきた。そこで、11月5日は、高尾山にハイキングに出かけた。

今回は、リフトに乗っていきなり高度をかせぎ、その後、高尾自然研究路2号線、3号線を経由して頂上に至り、さらに、そこから西へ30分程度のところにある一丁平まで歩く。

高尾山の紅葉は、まだ、少し時季が早いようだが、高尾山頂から一丁平あたりの尾根道は、桜の木やその他の木の紅葉が、そろそろいい具合だ。春、美しい花を見せてくれた桜の木々たちは、今度は紅葉で再び我々の目を楽しませてくれる。

さて、今回は、この紅葉を見ながらの酒盛りと洒落込もう。一丁平に設置されている休憩用のテーブルにおつまみの柿ピー、うるめイワシ、すっぱムーチョなどを広げ、それから湯を沸かして、持参した紙パックの酒をその中にしばらく浸けておけば、いいあんばいに燗酒が出来上がる。

ちなみに私は、こういうときの燗酒は、高級な純米酒や、吟醸酒ではなく、気軽に飲める普通酒が一番だと思っている。





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2010年11月1日月曜日

燗銅壺が欲しいぞ!

寒くなってくると、燗酒の楽しみも増して来る。特に干物などを七輪などで炙りながら、チビリチビリとやりながら飲みたい。

しかし、空になった徳利をキッチンまで持って行き、そこで燗酒を作ってまたテーブルに戻って来るのは、興醒めなので、テーブルの上で燗酒を作る仕組みが欲しいところだ。具体的に言うと、銅壺(どうこ)とか長火鉢であろうか?あるいは、家庭用の小型酒燗器などもよい。ちなみに、ミニかんすけというのも少し飲む人にはよさそうだが、たくさん飲む人の場合は、飲んでいるうちにお湯が冷めてしまいそうだ。

今、自分が一番欲しいのは、大黒屋というところで販売している銅製の燗銅壺だ。これは、内部に入れた水を火つぼの炭で温め、その水に燗徳利を入れて燗をしつつ、その一方で、火つぼの上には、焼き網を乗せて、この上で、干物などを炙ったりすることができるという物だ。完璧ではないですか?しかし、お値段が126,000円なので、ちょっと迷ってしまう。

燗銅壺の仕組み図解

長火鉢と銅壺という組み合わせもなかなか渋いと思う。こちらは、上記大黒屋の燗銅壺と原理は同じで、長火鉢に火を熾してその中に銅壺を設置して使用するようになる。こちらは、ネットオークションで探せば、大黒屋の燗銅壺よりも費用を抑えられそうだ。しかし、長火鉢はサイズも重量もあるので、テーブルの上に乗せて使用するには無理があるな。


長火鉢と銅壺



それで、私の現状の燗酒のやり方であるが、もっぱら小型の電気湯沸かしポットを使っている。風情にかけるが、けっこう便利だ(ちなみに、動画では、海外の方でも理解してもらえるように、拙い英語で説明)。



そして、昨日は、紙パック入りキクマサピンをそのまま、この湯沸かしポットに放りこむという、さらに風情のないことをやってしまった。



(2011年2月には、ついに念願の燗銅壺を入手し、さっそく使ってみました。その時に書いた記事はこちらです⇒骨董品の燗銅壺で燗を楽しむ



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