2008年6月18日水曜日

川越の吉泉で呑む

6月10日、川越の料理屋吉泉にて、川越きもの散歩の案内人LYUTA氏主催による呑み会がありました。

料理にはふかし芋なども出て、なんとなく川越っぽい。川越の菓子屋横丁あたりで売っているふくれせんべいを半分にしたものに、鰻の蒲焼が乗って出てきたりもしました。

そして、川越と言えば、小江戸鏡山酒造の清酒「鏡山」があります。今年の2月ごろ、川越に遊びに行ったときに、ある料理屋で鏡山の純米酒をいただき、たいへん気に入りました。

明治8年に創業した鏡山酒造株式会社とう酒造会社があったのが、平成12年に廃業していたらしいです。その後、「小江戸鏡山酒造株式会社」として、数年前に川越に復活したようです。

http://www.kagamiyama.jp/index.html

もう、ご機嫌です!


本日の酒
純米吟醸鏡山無濾過生原酒(小江戸鏡山酒造)
今年の春、純米鏡山無濾過生原酒とともに500本の数量限定で販売されていたもので、川越市内の「醸ん楽座」に買いに行ったときは、すでに純米吟醸は売り切れで、純米酒の方を買いました。今回、幸運にも純米吟醸の方も呑めました。残っているところには残っているものですね。

写真左から2番目が、純米鏡山無濾過生原酒

2008年6月13日金曜日

東京の地酒を楽しむ

6月7日には、昭島市で、西多摩銘譲倶楽部「第七回西多摩の地酒と酒器を楽しむ会」が開催されました。西多摩銘譲倶楽部は、福生市の石川酒造、田村酒造、青梅市にある小澤酒造、あきる野市にある中村酒造の、4つの酒蔵によって構成されています。

石川酒造は、清酒「多満自慢」や地ビール「多摩の恵」の製造している他、蔵の敷地にはイタリアンレストラン「福生のビール小屋」や和食レストラン「雑蔵」があります。家の近くなので、私は、よく休日の午後あたりにふらっと出かけて行き、静かな蔵の雰囲気の中で蔵出しの生原酒や無濾過非加熱の地ビールを味わいつつ、リラックスした時間を楽しんでいます。

田村酒造は、嘉泉のブランドで酒を出していますが、昨年あたりから、新に「田むら」というブランドの酒を造り、これがなかなか素晴らしいです。全国的な人気があり、東京の酒としては「田むら」は別格かな~と思ってしまいます。

小澤酒造は、澤乃井のブランドで酒を出していますが、東京都酒造組合で出荷している清酒の50%近くは、小澤酒造の酒なんで、東京都では最大手です。青梅市と言ってもかなり山よりの場所に蔵があります。蔵の近くに、澤乃井園やままごと屋と呼ばれる食事処も経営していて、私もよく遊びにいきます。澤乃井園の東屋風の休憩所から多摩川が望まれ、ここの流れでカヤックを楽しんでいる人たちもいます。

中村酒造は、圏央道のあきる野インター近くにあり、よく近くを車で通るのですが、まだ立ち寄ったことはありませんが、蔵はりっぱな建物ですね。いつか寄ってみたいです。知名度は、澤乃井や多満自慢に比較すると少し低いかもしれませんが、実力はなかなかだと思います。実際、ホームページを見ると全国新酒鑑評会でしばしば金賞を受賞してますね。

今回の「西多摩の地酒と酒器を楽しむ会」は、昭島市民交流センターなる場所が会場でした。JR中神駅から歩いて10分くらいの場所なのですが、ちょっと場所が分かりにくく、しばらく彷徨い、人に道を聞いたりしてやっとたどりつきました。

今回も、もちろん着物レディーたちと一緒です!



今回は、生酒と吟醸酒がテーマということで、おいしい食事と一緒にいろいろ頂いてきました。全部で20種類の酒があったらしいです。私の飲んだ酒は、四蔵のそれぞれの大吟醸酒を4種類を含む計13種でした。



そうそう、それから、「・・・地酒と酒器を楽しむ会」でありますから、酒器も楽しむわけです。この酒器は会場に到着すると、入り口でいろいろな酒器が販売されています。ここでお気に入りのを買って、これで西多摩の地酒を楽しむのです。

ちなみに私の買った酒器はこれです。素朴な感じがいいでしょ。




そして、こちらは一緒に行ったNさん自慢の、四蔵の利き猪口と、本日の酒器。中の緑のガラス状の部分が美しいですね。




それから、こちらのは、一緒に行ったKさんの酒器。だけど、惜しいことに会場に置き忘れて来たとのことです。白と緑のツートンカラーで面白いですね。忘れ物には注意しましょう!




東京の酒は、全国的に見ると正直言えば、まだまだトップレベルとは言えません。それでも、地元の酒であるし愛着が湧くものです。郷土愛とでも言うべきか、これからも東京都の酒蔵には頑張ってもらいたいと思っています。