2012年9月11日火曜日

檜原村のお祭りで振舞われるお酒


この時季は、東京西部の奥多摩町、青梅市、あきる野市、桧原村など、いろいろなところで三匹獅子舞が行なわれる。そこで、91日に、檜原村の樋里(ひざと)という地区で、八坂神社と貴布禰で、三匹獅子舞が奉納され、これを見学に行った。また、98日には、同じ檜原村の藤倉という地区で、春日神社に三匹獅子舞が奉納され、これも見に行った。

今まで、奥多摩や青梅の獅子舞は、しばしば見に行っていたが、檜原の獅子舞をみるのは、今年が初めてとなる。

檜原村の獅子舞を見に行くには、それなりに覚悟が必要だ。というのは、奥多摩や青梅なら、獅子舞は朝から始まり夕方には終わるので、電車で行って酒でも飲みながら見学していればいい。しかし、檜原村の獅子舞は、どういうわけか、午後のけっこう遅めの時間から始まり、夜中までやっているのだ。ただでさえ交通の不便な檜原村である。夜中などに、バスなどの公共の交通手段はない。あったとしても、五日市線の終電はとっくに終わっており、帰れないのだ。必然的に車で出かけることになる。ということは、酒が飲めないのだ。かくして、酒の飲めないという覚悟を固めて、車に乗って檜原村に出かけるのである。

91日に行なわれた樋里の獅子舞

98日に行なわれた藤倉の獅子舞

檜原村の獅子舞は、奥多摩町や青梅市の獅子舞とは、少し趣が異なるように感じた。多摩川流域の文化と、秋川流域の文化の違いなのであろうか?奥多摩町や青梅市の獅子舞では、跳んだり走ったりと、比較的激しい動きが多いように感じたが、檜原村の獅子舞では、ゆっくりとした動きの中に、細やかな情緒感が感じられた。

そして、このようなお祭りといえば、お酒が振舞われる場合がある。奥多摩、青梅あたりでは、地元の酒ということで小澤酒造の澤乃井のお酒が出る場合が多い。檜原村には、酒造会社はないが、隣のあきる野市には、喜正を醸す野崎酒造がある。

藤倉では、喜正の樽酒で鏡開きを行なって、酒が振舞われた。ああ、これ飲みたかったな。
それから、樋里では、喜正の「しろやま桜」が振舞われた。こちらはたいへんきれいな味わいの吟醸酒である。これは、コップに半分程度いただいた。

あれ、酒が飲めない覚悟で来たのではないのか?いや、私の体重を元に計算した理論値では、一合程度なら、3時間で分解できるはず。コップに半分くらい飲んでも4時間も休憩すれば、絶対大丈夫だと確信していたので、このしろやま桜はありがたくいただいたのだ(十分時間をおいて運転をしました。決して、飲酒運転を薦めているわけではありません。アルコール分解能力などは個人差もあると思いますので、よく把握した上で気をつけて行動したいものです)。





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