2010年12月31日金曜日

東京5蔵の酒が飲める居酒屋

昨日は、酒の友達とともに、和風だいにんぐ「天空」に行って来た。

ここの店の特筆すべき点は、東京都の5蔵の酒が飲めるということである。つまり、5蔵の酒とは、澤乃井、嘉泉、多満自慢、喜正、千代鶴である。東京の酒を応援する身としては、一度は行ってみたいと思っていて、20日ほど前にも入ろうとしたが、満席で入店できなかった店である。

店内に入る。入口の両脇にテーブルが配置され、奥に配置された厨房をコの字に囲むように、カウンターがある。若い店員が二人で忙しそうに働いていた。平日なのでそんなに混まないかと思っていたが、けっこう混んでいる。後から入店してきた人は、断られていた。

さて、われわれは、カウンター席に着くと、まずは、澤乃井の辛口を燗で注文した。しかし、出てきた酒は冷やのままだ。すぐに温めるように店員に言って待つこと数分、やっと熱い燗がでてきた。やはり、最初は冷を注文すりゃ良かったかな。

ヒラメやマグロの刺身は、値段も安くて美味いし、酒の値段もリーズナブルで嬉しい。

それで、昨日は次のお酒を飲んだのであった。

澤乃井:さらっと飲みやすい普通酒、奥多摩湧水仕込み辛口、一番に最初に燗でいただく。
喜正:円熟の旨味の純米吟醸。やっぱり喜正の酒は美味い。
嘉泉:田村には、いつも何か洗練された印象を感じる。
多満自慢:いつもやさしい味わいの多摩の慶び、営業の清水さん、お元気ですか~?
千代鶴:純米吟醸。なにか生酒の鮮度さえ感じるが火入れが上手いのかな?



皆さま、本年も私のブログを読んでくださりありがとうございました。
来年も、よろしくお願いいたします。そして、身体に気をつけて、たくさんお酒を飲みましょう。



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2010年12月26日日曜日

達人検定に向けて利き酒訓練

2008年3月、ひょんなことから、「にいがた酒の陣」に行き、「新潟清酒達人検定」という、いわゆるご当地検定を受けた。以来、なんだかんだで新潟へ行く機会が多くなった。

上記の達人検定は、難易度の低い方から銅の達人、銀の達人、金の達人とある。ある難易度の試験を受けるためには、それよりも一つ低い難易度の試験に合格している必要がある。たとえば、銀の達人をすでに取得した人にしか、金の達人を受験する資格がない。

私の場合、2008年に銅の達人、2009年に銀の達人を取得して、今年は金の達人に挑戦したが、悔しいことに不合格であった。

試験は、銅、銀については、筆記試験なのだが、金は、小論文と実技により評価される。この実技が、10点マッチングの唎き酒である。筆記試験なら、ひたすら勉強すれば知識も増えるのだが、唎き酒能力というのは、どうなのだろうか、練習すれば向上するものだろうか?

味覚能力、嗅覚能力などは、基本的にはあまり変わらないような気がする。しかし、唎き酒は、練習することで、慣れや、要領といった点で、改善できる点があるのではなかろうか?

というわけで、一旦は止めようかと思った来年の金の達人への挑戦であるが、再度受けてみようかと思う。そうと決まれば、今から新潟の酒に親しんでおいた方がよさそうだ。

たとえば、居酒屋などに行っても意識的に新潟の地酒を注文している。この時は、越乃寒中梅、八海山、北雪を注文。


こんな、練習もやってみる。


こんなんで喜んでいる場合ではない。5点マッチングのうち、八海山と生酒は、判り易いから、ほぼ3点マッチングみたいなものだ。一方、本番は、10点マッチングじゃないか!

味や香りの感覚を磨くというより、きめ細かく自分なりの言葉で酒質を表現する訓練を積むことが重要なのだろう。



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2010年12月25日土曜日

川越散歩

12月23日、川越に行く。旧鏡山酒造跡地は、元の酒蔵の建物を改造した、小江戸蔵里(くらり)という商業施設が出来ていた。食事や買い物ができる、しゃれた感じの場所だ。

いいね~、菓子屋横丁や、蔵の町の他に、またまた、川越が楽しくなる要素が増えたではないか。




だが、蔵里には、また、別の機会にゆっくり来ることにしよう。この日は、とりあえずカフェ・エレバートに向かった。ここは、川越に来た場合、なんとなく仲間うちの待ち合わせ場所的なスポットになっている。ここで、すでにお茶をしていたkisaさん、苺ちゃんに合流。

そこで、私は、パストラミなんちゃらと野菜チップス、それに、COEDOビール伽羅の生大ジョッキを注文。久々に味わう川越のビールで喉を潤す。必然的に、kisaさんと苺ちゃんも、それぞれ、ビールの紅赤、漆黒といった種類を注文。

その後、小江戸鏡山酒造の醸ん楽座(かもんらくざ)に移動し、例の酒造巡りのスタンプラリーのスタンプを獲得。ついでに、鏡山純米のしぼりたて生を購入。



今の時季、醸ん楽座では純米吟醸や、純米のしぼりたてが、冷蔵庫内に並べられて販売されている。同じ冷蔵庫内には、無濾過生原酒などもある。「無濾過生原酒」というのは、しぼりたてとどう違うのだろう?とふと疑問に思って店員に聞いた。「無濾過生原酒」は去年の米で作った酒だという。といことは、昨年度の醸造年度の酒かと思ったが、どうもそういうことでもないらしい。

店員さんに、いろいろ突っ込んだ質問をしていると、そこに、丁度、蔵の人がやってきて、いろいろ説明してくれた。

昨年の秋に収穫された米を冷蔵庫に保存しておき、この米で、今年の秋に仕込んだものだとのこと。小江戸鏡山酒造は、小さな蔵で冷蔵設備も不十分なので、冬に造った酒を冷蔵庫で熟成させて一夏越して出荷するようなことはやっていないらしい。小さな蔵は、いろいろ大変なのだね。

ここで、女衆は着物のつるやさんに、向かっていったので、私は一人、大正浪漫夢通りからクレアモール方面を散策してみた。

大正浪漫夢通りでは、そこにある喫茶店が気になった。大正館という自家焙煎の喫茶店だ。外からちらと覗くと、ちょっとメイドっぽい服装の女性従業員が2名ほど働いている。古風な大正の香りの漂う店である。

中に入って、石窯コーヒーというのを注文する。客もそんなに多くなく、ゆっくりとくつろげるいい喫茶店だ。自家焙煎のコーヒーが旨いし、なにしろ女性店員の笑顔がいい。しばらくここで時間をつぶすと、クレアモールの方にまた歩き出す。

着物のつるやさんにちょっと寄り道したあと、ちょうど3時頃に一軒家カフェパチャンガに到着した。3時から、着物でのクリスマスパーティーがあったのだ。



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2010年12月17日金曜日

スタンプラリーの続きとサイボク

2010年、12月16日、暖かい日が多い今年の冬。しかし、この日の冷え込みは、本格的な激しさだ。少し前の投稿で、スタンプラリーのことを書いたが、新たなスタンプゲットのために、長澤酒造を訪ねたのだ。

埼玉県日高市にあるこの酒造。JR高麗川で降りて、バスに10分、北平沢というバス亭で、下車して少し戻ったところにこの酒蔵がある。

店に入ると、蔵の人(おそらく蔵元さん)に、スタンプもらい、少し話を聞かせていただき、その後は例によって試飲である。

ここの銘柄は、君が旗と高麗王で、君が旗と言うのは、君=天皇=日本であり、戦時中など、兵隊さんが入隊・出征する時などに、好んで飲まれていたらしい。

その一方で高麗王は、付近にある高麗神社に因んでつけられた名前だという。高麗神社に参拝し後に総理大臣になった方も多いということで、そのため「出世明神」と呼ばれて崇められている。

試飲したお酒は、純米しぼりたて生原酒と、本醸造初しぼり生である。どちらもすっきりした辛口である。


さて、長澤酒造を後にして、次はサイボク天然温泉まきばの湯に向かった。この日の寒さは厳しくてバスを待つ5分が、辛く感じる。でも、寒ければ寒いほど、湯のありがたみ増すというもの。

JR高麗川までバスで戻り、JR川越線の笠幡駅で下車。まきばの湯へは、ここからバスに5分も乗れば到着だ。

この温泉は、「株式会社埼玉種畜牧場サイボクハム」という会社が経営しているようだ。同じ敷地には、同社の肉製品を売っている場所や、レストラン、産直品の販売所、パークゴルフ、ミニアスレチックなどの施設があり、けっこう楽しめる場所だ。

温泉に入って美味い豚肉が食べたいならば、「天然温泉&SGPグルメプラン」がお勧めだ(SPGは、スーパーゴールデンポークという意味)。これは、まきばの湯に入場券(時間制限無しで途中90分間外出ができる)、タオルセット券、そしてレストランサイボクでの食事券のセットである。そのほかにも、おまけとして、グルメスポット「キッチンサイボク」お楽しみチケットがついてくる。


さっそくお楽しみチケットで、ホッとんドッグを食べてみた。その後、温泉にゆっくりと、浸かって温まったところで、レストランサイボクで食事をし、それから温泉施設に再入場、私は仮眠室で食後の昼寝。こんな感じで、サイボクは一日中楽しめる場所なので、皆さんにもお薦めだ。



現在のスタンプ獲得状況(■済 □未獲得)
□石川酒造  □田村酒造場 ■小澤酒造  □中村酒造  □小江戸鏡山酒造
■豊島屋酒造 ■長澤酒造  ■五十嵐酒造 ■武甲酒造  ■矢尾本店

年内に一度川越の小江戸鏡山酒造に行き、年明けに、石川酒造、田村酒造場、中村酒造を一日で舞わるという、十蔵完全制覇を目指す。



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2010年12月12日日曜日

みやぎのかげとら、えちごのうらかすみ

昨日は、JR五日市線の秋川駅から歩いて一分ほどのところにある「天空」という居酒屋を訪ねるつもりであったし、今回のこのブログ記事も「昨日は『天空』という居酒屋に行った。そこには、東京西多摩地区にある五蔵の酒が楽しめた」という旨の記事になる予定であった。しかし、その天空へ行ってみると、あいにく満席であった。



そこで、天空はまたの機会に来ることにして、秋川駅周辺の別の居酒屋を探してみる。以前、昼間に来た時は、目立たなかったが、夜になると夜の明かりが灯り居酒屋が見つけやすくなり、以外に飲み屋さんがたくさんあることがわかる。しかし、満席の店が多く、なかなか入れない。最後に表の道路からやや奥まったところに見つけた一軒に入った。

入るなり、さっそく日本酒のメニューを見る。「ますみ」、「かげとら」、「うらかすみ」、「だっさい」、・・・。おお、地酒も置いてあるじゃないかと思ってよく見ると、

「かげとら」の左側に「みやぎけんせいしゅ」と書いてあり、さらに「うらかすみ」は「にいがたけんほんぞうじょうしゅ」としてあった。(言うまでもなく、越乃景虎は新潟県長岡市の諸橋酒造が醸しており、一方浦霞は宮城県の銘酒である。)

それで、「かげとら」というのを注文して飲んでみると、新潟の酒の味がしたのであった。

いやいや、酒の生産地なんて、気にしないで飲むことにしよう。美味ければそれでいいのだ。




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2010年12月9日木曜日

原液のまま飲むなんて・・・

奥多摩湧水仕込みという酒は、澤乃井の普通酒で、一番安い部類に入る酒である。

これが、5、6月の頃は梅酒用に原酒で売られる。

「梅酒にしたらおいしい原酒」


これで梅酒を作ると焼酎で作るよりも早くできる。焼酎で作る場合、二~三ヶ月くらい寝かせないとまろやかにならないが、こっちは、一、二週間くらいすると、もう十分梅酒になる。砂糖も、それほど多く入れなくても良く、さっぱりした梅酒に仕上がるのがいい。

ちなみに、これをそのまま飲む人
この酒を原液(アルコール20~21%)のまま飲むなんて大胆だ(笑


また、この湧水仕込みは、今頃は辛口にごり酒として出回る。同じ仕込みで造っても、季節によって出し方をアレンジして出荷するなんて、蔵元もいろいろ考えているんだなぁと感心している。最近、その辛口にごり酒を、ある方からいただいた。大根の甘酒漬けというのもいただいた。

この大根の甘酒漬けも澤乃井の商品だが、数が供給できなくて、12月にだけ希望の酒屋さんに出荷する商品らしい。蔵直営の澤乃井園でも販売されていないとのこと。

辛口にごり酒も、炭酸でぴりぴりするかと思えば、それほどでもなく、滓が入っているけれど、滑らかですっきりの、飲みやすい酒だ。

大根の甘酒漬けを肴に、辛口にごり酒



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2010年12月6日月曜日

甲州鳥もつ煮とスタンプラリー

12月2日は、スタンプラリーのスタンプを獲得するために埼玉の二蔵を訪れた。

このスタンプラリーは、正式には「2010西武線で行く沿線地酒めぐり スタンプラリー」と称するものだ。西武線の駅に置かれているスタンプラリー用の台紙をゲットして、これを携えて、西武線沿線にある東京の五蔵、埼玉五蔵の酒造場を回る。各蔵で台紙にスタンプを押し、切手を貼って投函すると、運が良ければ酒などの商品が当たるということらしい。

一応、「西武線で行く」となっているが、別に車で行ってもかまわない。特に東京の蔵は、東村山にある豊島屋酒造以外なら、どの蔵もJRの駅が最寄り駅であるから、西武線を利用せずに行けてしまう。

ところでこの日、実は甲府の蕎麦屋奥藤本店に、鳥もつ煮を食べに行ったのだが、その帰りに蔵めぐりをしたのである。

甲州鳥もつ煮に関しては、動画を作ったのでよろしければご覧あれ。


奥藤本店での昼食後、国道140号線を北上して雁坂トンネルを抜けて秩父に至り、そこで秩父錦の矢尾本店や武甲正宗の武甲酒造により、さらに日高市にある高麗王の長沢酒造に寄れるだろうと、なんとなく思った。

一時半頃に、鳥もつ煮を食べた蕎麦屋を出発したが、意外と埼玉までは時間がかかる。広瀬ダムの脇を通り、坂道を登って行くと、雁坂トンネルの有料道路となる。この有料道路のブースで、秩父夜祭りのビラを配っていた。そうだ、なんと、その日は秩父夜祭りの日ではないか!秩父市街の道、混みそうだな~。

雁坂トンネルは、えらく長いトンネルだった。トンネル内は、山梨側からだと、埼玉側に向かってつねに下り坂になっているようで、気をつけないとスピードが出過ぎてしまう。

そして、秩父錦の矢尾本店に到着したのが、3時半くらいだっただろうか。ここは、正確には、「酒造りの森秩父錦酒蔵資料館」と言い、秩父市街から荒川を隔てて西に位置している。

売店に、スタンプがあり、さっさと押して、次の目的地の武甲酒造に向かう・・・。というつもりが、すでに、同行の酒友は、試飲を開始している。そして、特別本醸造の無濾過原酒の冷やおろしが気に入ったようで、それを買っていた。こういう時、運転手は辛い。

さて、秩父市街の道路は混雑しているだろうかと心配しながら行くと、どうやら交通規制はされているが、混雑しているというほどでもない。

武甲酒造は、秩父市街の秩父鉄道の秩父駅に近い。入間の方面からだと、299号は秩父鉄道を渡って秩父神社の前を過ぎた辺りで、右折する。そこから200mほども行くと、秩父駅入り口の交差点を過ぎ、さらに100mも行けば左手に「武甲正宗」の看板の出た、見るからに老舗らしい木造の店舗(国指定登録有形文化財)が見える。

この日は、夜祭りの交通規制のため、一部、迂回しなければならない箇所があったが、なんとか武甲酒造に到着したのが、四時半近く。この時点で、長沢酒造に行くのは無理だとあきらめる。

スタンプを押して、さっさと帰ろうとするが、蔵元さんが、いろいろ説明してくれて、というか、この蔵元さんは、なかなか話すのが好きな方のようだ。それでも、秩父のホルモン焼きの美味しい店を聞くと、ていねいに地図など出して教えてくれたので、こんどは、秩父でホルモンが食いたいなどと思った(そのときは電車で行くか、少なくとも酒が飲めなくて運転が好きな人を誘いたい)。このお店では、蔵元さんが燗酒ならこれが一番と言っていたので、本醸造武甲正宗を購入。

さて、下の写真であるが、これは同行の酒友から頂いたものであるが、件の秩父錦特別本醸造無濾過原酒である。押し味も強く、味の乗りが抜群で、私好みの酒であった。


現在のスタンプ獲得状況(■済 □未獲得)
□石川酒造  □田村酒造場 ■小澤酒造  □中村酒造  □小江戸鏡山酒造
■豊島屋酒造 □長澤酒造  ■五十嵐酒造 ■武甲酒造  ■矢尾本店


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