2010年12月9日木曜日

原液のまま飲むなんて・・・

奥多摩湧水仕込みという酒は、澤乃井の普通酒で、一番安い部類に入る酒である。

これが、5、6月の頃は梅酒用に原酒で売られる。

「梅酒にしたらおいしい原酒」


これで梅酒を作ると焼酎で作るよりも早くできる。焼酎で作る場合、二~三ヶ月くらい寝かせないとまろやかにならないが、こっちは、一、二週間くらいすると、もう十分梅酒になる。砂糖も、それほど多く入れなくても良く、さっぱりした梅酒に仕上がるのがいい。

ちなみに、これをそのまま飲む人
この酒を原液(アルコール20~21%)のまま飲むなんて大胆だ(笑


また、この湧水仕込みは、今頃は辛口にごり酒として出回る。同じ仕込みで造っても、季節によって出し方をアレンジして出荷するなんて、蔵元もいろいろ考えているんだなぁと感心している。最近、その辛口にごり酒を、ある方からいただいた。大根の甘酒漬けというのもいただいた。

この大根の甘酒漬けも澤乃井の商品だが、数が供給できなくて、12月にだけ希望の酒屋さんに出荷する商品らしい。蔵直営の澤乃井園でも販売されていないとのこと。

辛口にごり酒も、炭酸でぴりぴりするかと思えば、それほどでもなく、滓が入っているけれど、滑らかですっきりの、飲みやすい酒だ。

大根の甘酒漬けを肴に、辛口にごり酒



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