2010年12月26日日曜日

達人検定に向けて利き酒訓練

2008年3月、ひょんなことから、「にいがた酒の陣」に行き、「新潟清酒達人検定」という、いわゆるご当地検定を受けた。以来、なんだかんだで新潟へ行く機会が多くなった。

上記の達人検定は、難易度の低い方から銅の達人、銀の達人、金の達人とある。ある難易度の試験を受けるためには、それよりも一つ低い難易度の試験に合格している必要がある。たとえば、銀の達人をすでに取得した人にしか、金の達人を受験する資格がない。

私の場合、2008年に銅の達人、2009年に銀の達人を取得して、今年は金の達人に挑戦したが、悔しいことに不合格であった。

試験は、銅、銀については、筆記試験なのだが、金は、小論文と実技により評価される。この実技が、10点マッチングの唎き酒である。筆記試験なら、ひたすら勉強すれば知識も増えるのだが、唎き酒能力というのは、どうなのだろうか、練習すれば向上するものだろうか?

味覚能力、嗅覚能力などは、基本的にはあまり変わらないような気がする。しかし、唎き酒は、練習することで、慣れや、要領といった点で、改善できる点があるのではなかろうか?

というわけで、一旦は止めようかと思った来年の金の達人への挑戦であるが、再度受けてみようかと思う。そうと決まれば、今から新潟の酒に親しんでおいた方がよさそうだ。

たとえば、居酒屋などに行っても意識的に新潟の地酒を注文している。この時は、越乃寒中梅、八海山、北雪を注文。


こんな、練習もやってみる。


こんなんで喜んでいる場合ではない。5点マッチングのうち、八海山と生酒は、判り易いから、ほぼ3点マッチングみたいなものだ。一方、本番は、10点マッチングじゃないか!

味や香りの感覚を磨くというより、きめ細かく自分なりの言葉で酒質を表現する訓練を積むことが重要なのだろう。



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