2010年10月8日金曜日

私が、東京の地酒のサイトを運営するわけ



清酒は、国内での不振とは打って変わって、海外での売上が好調なようだ。

~~~ 以下、醸界タイムスWeb版より引用 ~~~
清酒輸出 上期で過去最高に 

財務省貿易統計によると、今年上半期(1-6月)の清酒輸出が6890klとなり、前年の5513klに比べて1400kl、25%もの大幅な増加を示し、上半期の輸出で過去最高の数字を記録した。
~~~ 引用、ここまで ~~~

6,890klは、東京都で生産される清酒のおよそ3.5~4倍くらいかな。

しかし、日本全国で、700,000klくらいの生産高なので、日本で作られる清酒の1%程度しか海外で消費されていないということだろうか?まだまだ微々たる数字だ。

日本人は、海外からワインや、ウイスキーや、ビールなどのいろいろなアルコール飲料を取り入れて、現在は、それらを国内で生産したり輸入したりして、国内で消費している。

日本酒の消費が落ち込むのは、日本酒以外の酒も飲みたい消費者がいるということが原因で、これは致し方がないことなのであろう。

であるなら、日本酒の業界が繁栄するには、日本の消費の減少を補うという意味でも、はやり海外に売っていくのがいいのだろう。

アメリカ人がバーボンやバドワイザーに飽きた時に、清酒を飲む。
ドイツ人が、寒い時にラガービールは辛いねと思った時に、燗酒を飲む。
ロシア人が、大酒飲みだと思われないように、ウォッカを控えて日本酒を飲む。
フランス人が、フランスパンにレバーペーストを塗りつつ、レバーには無濾過生原酒が合うなどと言う。
イタリア人がペペロンチーノの隠し味に日本酒を入れる。
インド人が日本酒飲みながらカレー?

そういう状況になればいいかなと思い、日本酒を紹介するサイトやブログを作っている。

日本酒と言ってもいろいろあるわけで、自分の呑んでいない日本酒についてあれこれ書くのも気が引ける。そこで、自分がよく飲む東京の酒について、"Tokyo Sake Site"を作っているが、これは、読んでくれている外国の方もおるようで、ときどきメッセージを頂く。

facebookの方でも、東京の酒のグループを作っている。
facebookのアカウントをお持ちの方で、酒、特に東京の酒にご興味のある方は、"We Love Tokyo Sake"というグループなのでアクセスして欲しい。

それで、なぜこんなことをしているかと言えば、それは、日本のことを宣伝したいだけなのである。自分は日本人であり、自分の国を誇りに思っているからなのだろう。だから、別に日本酒の宣伝でなくてもよいわけだが、やっぱり、自分も好きなものの方が、やる気が湧くというものだ。





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