2010年8月31日火曜日

喜正を飲みながら炭火焼

日本酒は、いろいろな料理に合うけど、雰囲気も含めて楽しむとなると、日本の料理屋で楽しむのがいいと思う。


喜正の蔵の近くに、黒茶屋という炭火焼・山菜料理の黒茶屋がある。付近で庄屋だか名主だかをやっていた250年も経つ養蚕農家の古民家を移設した建物で料理屋をやっている。

左手に水車を見ながら門をくぐると、どっしりとした構えの茅葺屋根の母屋を中心に、庭には竹や木々が茂り、東屋風の休憩所、土産処などが点在する。秋川を望む崖の上に在って、休憩所のベンチからは清流で水浴びを楽しむ子供やら、鮎釣り師やらが見える。

梁も柱も床も黒光りする店内には、糸車などの蚕の繭を紡ぐ道具やら、薬研やらが展示してあり、ランプシェードなんかは、養蚕で使っていたカゴに和紙を張ったものを使っている。

ここで、炭火で山女や鮎を炙りながら飲む酒は、もちろん喜正である。竹酒で出る生酒もいいが、ゆっくり味わうならぬる燗かな。いずれにしても喜正ファンには、垂涎の的と言ったところか。





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2010年8月26日木曜日

那須で飲んだ酒

この7月、8月と地獄のような暑さだ。実際、暑さが原因の熱中症でけっこうな人数が死亡しているからたいへんなことである。

この炎熱の地獄から逃れるべく、那須高原へ小旅行を企画した。土曜日は、仲間と集まって、那須に向け二台の車で出発した。

那須は、高原なので、多少は涼しい。そこのとある貸しコテージを借りて一泊した。

コテージの脇に渓流が流れており、その岸には露天風呂の温泉が楽しめる風呂場が設けられている。こういう風呂場が、コテージ各棟にあり、専有できるのがうれしい。最初は、冷たい渓流で水浴びをし、身体を冷やす。次に、温かい温泉に入るとこれがたいへん心地よい。

それから、バーベキューも楽しみである。コテージに来る前に、近くのスーパーで肉や野菜を仕入れてあった。


飲み物の方は、ビール、焼酎、ウイスキーなどをテーブルに並べた。もちろん酒もある。

実は、われわれの仲間には、東京のとある蔵元の杜氏さんもおり、その杜氏さんが作った特別な大吟醸を持って来てくれた。そのほかにも、八鹿という市販の酒を一本持ってきてもらった。


大吟醸は美味いのですが、美味過ぎて、BBQのようなワイルドな料理には合わないような気がする。でも、八鹿の力強い印象と熟成香は、BBQにもいいね。杜氏さん(上の写真の瓶の向こうにいる人)も、この酒がずいぶん気に入っていたみたいだ。

別の女性は、キンシ正宗の純米大吟醸松屋久兵衛の一升瓶を持ってきた。ちなみに、最後には、この女性はこの一升瓶を持って、露天風呂に行ってしまったが、その後、結局、全員がこの風呂に入り混浴状態での酒飲みというコアな世界になってしまったのだ。


自分も白相酒造の純米酒御用邸を途中の店で買って持っていった。この酒は、ちょっと生酒のような感じだった。自分は気に入ったが、杜氏さんはそれほどでもないようだった。




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2010年8月12日木曜日

とうふ屋うかい

八王子にある豆腐料理の店、「とうふ料理屋うかい」。ここの庭はよく手入れされ、中央に鯉の泳ぐ池があり、少々狭くて蒸し暑い感じはするものの、食事の時間の待ち合わせにも、ゆったり過ごせる雰囲気がある。石畳には打ち水がされていて、建物の軒に下げた風鈴の玲瓏たる音も、涼しい風情を演出しているのだ。

庭には、この店の豆腐作りに使用されている大和田の銘水がわき出ている。一口含むと、口当たりの柔らかい浸み込むような水だ。

さて、そんな瀟洒な食事処で、今回は着物部の食事会に参加した。着物部員は大部分が女性であり、女性が大好きないちべーにとっては、この食事会への参加はほとんど必須なのであった。

一品、一品、美しく盛りつけられた料理を、目でも楽しみながら、日本酒を頂きながらゆっくりと楽しんだ。




本日の酒
特別純米 銀嶺月山 生(月山酒造株式会社)
銀嶺月山は、なんとなく名前が涼しそうだという安易な理由で買って来たが、まぁ、うんまいね。
わりとよくある生酒という印象だが、濃いいい匂いがする。味も濃い。アルコールも16~17なので高め。したがって全体にインパクトのある酒だと思った。でも、すっきり系かも。



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