12月2日は、スタンプラリーのスタンプを獲得するために埼玉の二蔵を訪れた。
このスタンプラリーは、正式には「2010西武線で行く沿線地酒めぐり スタンプラリー」と称するものだ。西武線の駅に置かれているスタンプラリー用の台紙をゲットして、これを携えて、西武線沿線にある東京の五蔵、埼玉五蔵の酒造場を回る。各蔵で台紙にスタンプを押し、切手を貼って投函すると、運が良ければ酒などの商品が当たるということらしい。
一応、「西武線で行く」となっているが、別に車で行ってもかまわない。特に東京の蔵は、東村山にある豊島屋酒造以外なら、どの蔵もJRの駅が最寄り駅であるから、西武線を利用せずに行けてしまう。
ところでこの日、実は甲府の蕎麦屋奥藤本店に、鳥もつ煮を食べに行ったのだが、その帰りに蔵めぐりをしたのである。
甲州鳥もつ煮に関しては、動画を作ったのでよろしければご覧あれ。
奥藤本店での昼食後、国道140号線を北上して雁坂トンネルを抜けて秩父に至り、そこで秩父錦の矢尾本店や武甲正宗の武甲酒造により、さらに日高市にある高麗王の長沢酒造に寄れるだろうと、なんとなく思った。
一時半頃に、鳥もつ煮を食べた蕎麦屋を出発したが、意外と埼玉までは時間がかかる。広瀬ダムの脇を通り、坂道を登って行くと、雁坂トンネルの有料道路となる。この有料道路のブースで、秩父夜祭りのビラを配っていた。そうだ、なんと、その日は秩父夜祭りの日ではないか!秩父市街の道、混みそうだな~。
雁坂トンネルは、えらく長いトンネルだった。トンネル内は、山梨側からだと、埼玉側に向かってつねに下り坂になっているようで、気をつけないとスピードが出過ぎてしまう。
そして、秩父錦の矢尾本店に到着したのが、3時半くらいだっただろうか。ここは、正確には、「酒造りの森秩父錦酒蔵資料館」と言い、秩父市街から荒川を隔てて西に位置している。
売店に、スタンプがあり、さっさと押して、次の目的地の武甲酒造に向かう・・・。というつもりが、すでに、同行の酒友は、試飲を開始している。そして、特別本醸造の無濾過原酒の冷やおろしが気に入ったようで、それを買っていた。こういう時、運転手は辛い。
さて、秩父市街の道路は混雑しているだろうかと心配しながら行くと、どうやら交通規制はされているが、混雑しているというほどでもない。
武甲酒造は、秩父市街の秩父鉄道の秩父駅に近い。入間の方面からだと、299号は秩父鉄道を渡って秩父神社の前を過ぎた辺りで、右折する。そこから200mほども行くと、秩父駅入り口の交差点を過ぎ、さらに100mも行けば左手に「武甲正宗」の看板の出た、見るからに老舗らしい木造の店舗(国指定登録有形文化財)が見える。
この日は、夜祭りの交通規制のため、一部、迂回しなければならない箇所があったが、なんとか武甲酒造に到着したのが、四時半近く。この時点で、長沢酒造に行くのは無理だとあきらめる。
スタンプを押して、さっさと帰ろうとするが、蔵元さんが、いろいろ説明してくれて、というか、この蔵元さんは、なかなか話すのが好きな方のようだ。それでも、秩父のホルモン焼きの美味しい店を聞くと、ていねいに地図など出して教えてくれたので、こんどは、秩父でホルモンが食いたいなどと思った(そのときは電車で行くか、少なくとも酒が飲めなくて運転が好きな人を誘いたい)。このお店では、蔵元さんが燗酒ならこれが一番と言っていたので、本醸造武甲正宗を購入。
さて、下の写真であるが、これは同行の酒友から頂いたものであるが、件の秩父錦特別本醸造無濾過原酒である。押し味も強く、味の乗りが抜群で、私好みの酒であった。
現在のスタンプ獲得状況(■済 □未獲得)
□石川酒造 □田村酒造場 ■小澤酒造 □中村酒造 □小江戸鏡山酒造
■豊島屋酒造 □長澤酒造 ■五十嵐酒造 ■武甲酒造 ■矢尾本店
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