埼玉県日高市にあるこの酒造。JR高麗川で降りて、バスに10分、北平沢というバス亭で、下車して少し戻ったところにこの酒蔵がある。
店に入ると、蔵の人(おそらく蔵元さん)に、スタンプもらい、少し話を聞かせていただき、その後は例によって試飲である。
ここの銘柄は、君が旗と高麗王で、君が旗と言うのは、君=天皇=日本であり、戦時中など、兵隊さんが入隊・出征する時などに、好んで飲まれていたらしい。
その一方で高麗王は、付近にある高麗神社に因んでつけられた名前だという。高麗神社に参拝し後に総理大臣になった方も多いということで、そのため「出世明神」と呼ばれて崇められている。
試飲したお酒は、純米しぼりたて生原酒と、本醸造初しぼり生である。どちらもすっきりした辛口である。
さて、長澤酒造を後にして、次はサイボク天然温泉まきばの湯に向かった。この日の寒さは厳しくてバスを待つ5分が、辛く感じる。でも、寒ければ寒いほど、湯のありがたみ増すというもの。
JR高麗川までバスで戻り、JR川越線の笠幡駅で下車。まきばの湯へは、ここからバスに5分も乗れば到着だ。
この温泉は、「株式会社埼玉種畜牧場サイボクハム」という会社が経営しているようだ。同じ敷地には、同社の肉製品を売っている場所や、レストラン、産直品の販売所、パークゴルフ、ミニアスレチックなどの施設があり、けっこう楽しめる場所だ。
温泉に入って美味い豚肉が食べたいならば、「天然温泉&SGPグルメプラン」がお勧めだ(SPGは、スーパーゴールデンポークという意味)。これは、まきばの湯に入場券(時間制限無しで途中90分間外出ができる)、タオルセット券、そしてレストランサイボクでの食事券のセットである。そのほかにも、おまけとして、グルメスポット「キッチンサイボク」お楽しみチケットがついてくる。
さっそくお楽しみチケットで、ホッとんドッグを食べてみた。その後、温泉にゆっくりと、浸かって温まったところで、レストランサイボクで食事をし、それから温泉施設に再入場、私は仮眠室で食後の昼寝。こんな感じで、サイボクは一日中楽しめる場所なので、皆さんにもお薦めだ。
現在のスタンプ獲得状況(■済 □未獲得)
□石川酒造 □田村酒造場 ■小澤酒造 □中村酒造 □小江戸鏡山酒造
■豊島屋酒造 ■長澤酒造 ■五十嵐酒造 ■武甲酒造 ■矢尾本店
年内に一度川越の小江戸鏡山酒造に行き、年明けに、石川酒造、田村酒造場、中村酒造を一日で舞わるという、十蔵完全制覇を目指す。
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