2012年6月20日水曜日

「博多練酒」、これは夏バテにいいかも


甘酒というのは、実は酒粕で作るのではなく、本当は米麹と米を混ぜてこれを醗酵させて作るらしい。そして、甘酒は、実は夏の飲み物であり、俳句では「甘酒」「醴(あまざけ)」が夏の季語として扱われている。

ビタミンB群、アミノ酸が豊富で、エネルギーになるブドウ糖も多く含まれるから、夏の体力不足を補う飲み物として理に適うということだ。

ところで、最近、近くの酒屋で面白いものを見つけた。「博多練酒」である。この練酒は、パッケージの説明によれば、米、もち米を乳酸発酵させ、その乳酸液に、米、麹、水を加えて醗酵させ、これをうすで挽いて絹布で濾して造るらしい。アルコール度は3%で、甘酸っぱくてとても美味しい。



米と麹を醗酵(糖化)させて作るのが甘酒で、米と麹を醗酵させ、さらに酵母菌の作用でアルコール醗酵させて作るのが日本酒だとするならば、このアルコール分3%とゆるい感じでアルコール醗酵させた練酒という飲み物は、甘酒と日本酒の中間的な位置にある飲み物だろうか?

一応、ラベルには「清酒」という表示がされているので、酒税法上の分類は、日本酒なのであろうが・・・


アルコール分3%は、ほとんどアルコール感を感じず、普通におやつ感覚で飲めてしまう。値段が500ml1575円なので、四合瓶に換算すると2200円を越える。清酒だとすると高級な部類に入る。もっと安ければ、それこそ毎日おやつ代わりにどんどん飲んでしまいそうだ。



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