今年の酒の陣は、民放のテレビ番組でも取り上げられたためか、ゲストの鈴木亜美さんの人気なのか、ずいぶんと来場者がいたようです。関係者からの情報では両日併せて87000人が入場したとのことでした。また、韓国や中国など海外からのお客様もツアーなどを組んで押しかけていたとのことです。
一昨年、昨年と、首掛けトレイ持参で参加しておりましたが、今年は混雑で邪魔になりそうなので、首掛けトレイを止めました。そして、昨年までは、飲んだお酒についてメモを取りながら試飲をしていましたが、今年は、そういう面倒くさいことはせずに、気楽な気持で、思うがままあちこちのブースを回ってみました。
さて、今年の新潟の酒の感想ですが、ちょっと甘い感じがしました。よく言えば口当たりが良くて柔らかい味わいの酒が多いですが、私としては、ちょっともの足りないです。はてな?新潟の酒ってこんなだったろうかという感じ。こういう感じの酒は、呑み飽きると思うのです。
このことを、ある蔵元さんに伝えると、精米歩合の値が低くなり、より精白されて米の甘みが前面に出るようになったのだと言っていました。また、不景気の時、酒は甘口になるとも言っていました。しかし、なんだか納得がいかない顔をしていると、「じゃあ、こっちはどうですか?」とか言って、次々に違うお酒を持って来てくれます。そうか、少し味にケチをつけるくらいの方が、蔵元さんもいろいろ持って来てくださるのか?
しかし、いずれにせよ、従来の淡麗辛口という印象は違って来ている。越淡麗のような新しい酒米の登場や、醸造技術の進歩のよって酒造の可能性が広がったことと、世のトレンドに合わせた酒造りへの挑戦なんていう意味もあるのでしょうか?
今回の新潟行きでは、週末から月曜日まで新潟に滞在し、月曜日には新発田市の市島酒造に寄ってきました。その時に試飲でいただいた酒は、やはり新潟らしいわりあいさっぱりした味だったので、私としてはちょっと安心したのでした。
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