シーモンキーを売っている会社は、「不思議な怪獣」などと言って宣伝していた。シーモンキーと言う「サル」を意味する単語を名前に含んでいながら、実際は、単なる小さなエビにしか見えないという胡散臭さがなかなか好きだ。
最近では、「シーモンキー」なんていう言葉は、もう滅多に聞かれなくなったが、先日は、何十年振りかで、この懐かしい言葉を耳にした。
その時は、小澤酒造がやっている澤乃井園で、自分を含む酒仲間4人ばかりで、酒を飲んでいた。最初は、売店で燗酒を買って来て、みんなで飲んでいたが、一人が土産店で買って来た一升瓶を開けた、みんなに分けてくれた。この酒が、亀口酒純米銀印であった。
銀印を飲んでいると、その酒をくれた人が「シーモンキーみたいだな」と言った。テーブルに置かれた一升瓶の中に、冬の太陽が射していた、酒が微発泡性の生酒で、たくさんの細かい泡が酒瓶の中をゆっくりと上に上がっていき、それが陽に照らされてキラキラ輝いていた。つまり、この泡がシーモンキーに見えたということだ。実際には、シーモンキーの実物を自分の目で見たわけではないが、こんな小さな泡粒のように見えるのかも知れない。
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