2011年1月11日火曜日

鏡開きと福袋

お正月らしい話題として鏡開きと福袋について書いてみたい。

鏡開きと言うのは、1月11日にお供え餅を下げてきて、それを食べるという習慣なのだが、今回のはこれとは違う樽酒を木槌で割って皆で飲むという方。

樽酒は、たいていの場合、普通酒などのあまり高くない酒を杉の樽に詰め、これを数日から一週間くらい寝かせると、酒がいい具合に杉の香りを纏い、爽快な飲み心地の酒になる。

結婚式やら、何かのオープニング祝いやら、正月やら、そういう目出度い催し物の時に、鏡開きをして皆で乾杯するということは、ご存知の通り。

1月9日に、小澤酒造の澤乃井園で、鏡開きをして振舞い酒がいただけるというので、ただ酒をもらいに行って来た。ここの辛口の酒、たぶんあの「奥多摩湧水仕込み」か何かの普通酒であろうが、これが、たいへんきびきびした感じの爽やかな飲み口になっていた。身体が生命がよみがえるような感じの酒だ。


それから、売店前には、菰冠りの酒樽が並べられ、その上に福袋が並んでいた。福袋って、嘘か本当か知らないが、江戸時代老舗百貨店の大丸だかどこかが、最初に始めた商習慣とのことだ。

そして、澤乃井園でも福袋を売っているではないか!中身は、もちろん酒が入っている。



澤乃井園で、いろいろ酒を飲んでいたら、いつの間にか酔った勢いで、一番高い福袋(一万円也)を買ってしまった。この福袋は、袋そのものが、澤乃井グッズのトートバッグになっており、そして入っていた酒は、大吟醸「梵」の斗瓶囲いしかも生酒、大吟醸の原酒、純米吟醸「蒼天」の原酒と豪華である。おまけとして、木製の澤乃井ぐい呑みまでついていた。内容的には申し分なしだ。




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