2008年12月1日月曜日

晩秋の西丹沢と滝

日曜日(11月30日)は、山仲間と神奈川県西丹沢に紅葉を見がてらハイキングに行った。西丹沢自然教室の駐車場に車を停めた。目指すピークは畦が丸である。

最初は谷川沿いの道を行く。砂防ダムをいくつか乗り越えなければならないが、渓谷沿いの道は楽しいものだ。水がきれいで澄んでおり、谷全体が明るく見えるのは、晩秋の青空の下、石英閃緑岩が砕けた砂の白い色のせいだろうか。



50分程歩くと、道が渓流を離れる地点に来るが、もう少し言ったところに本棚の滝という滝がある。本格的に上り始める前に、滝を見に行くことにした。滝まで数分歩かなければならないが、この滝は見るに値する素晴らしいものだ。およそ60mという落差の滝は、その滝口のあたりが岩を切り裂く刃物のような鋭さであり、それがほぼ垂直に落下していた。




滝を見た後、いよいよ険しくなってくる山道を行く。尾根に近づくと、馬酔木の木が目に着くようになる。この常緑樹はすでに小さな花芽を備え来春の準備をすでに始めているようだ。尾根に上れば、下できれいだった紅葉はここではすでに乾いた枯れ葉である。もうこの辺は秋よりも冬の勢力が勝っているのだ。



さらに登り下りを繰り返しながら山道を歩き続ける。天気が良く周囲の山々がはっきりと見え、とても陽気な楽しい尾根歩きだ。風もほとんど無くて、この晩秋にしては寒さを感じることも無かった。尾根歩きは2時間ほど必要だったが、なんとか山頂に到着。ここで遅めの昼食を取り、帰り道は来たときと同じ道を辿って車のところに戻った。

本日の酒
純米酒酒越乃司(今代司酒造)
純米酒越乃司は、新潟市の今代司酒造さんに蔵見学に行き、その後、試飲してみて一番気に入った酒。
試飲した酒は、純米、純米吟醸、純米大吟醸、純米酒しぼりたて生生原酒、辛口純米酒。
この純米酒、香りもよくふくよかな味わいがあり、純米と言うより純米吟醸かと思ったが、実際、精米歩合が65%だということを除けば、造りは吟醸造りなのだという。
試飲は冷で飲んだわけだが、一本購入して来たので、今度は燗をして飲んでみようかと思っている。
原料米:五百万石
精米歩合:65%
アルコール度:15 - 16%


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