2011年2月4日金曜日

立春に立春朝搾りが買えなかった(泣

昨日は節分なので、当然豆まきを行う。神棚に豆を供えておき、その間に焼嗅(やっかがし)の鰯の頭を串に刺して炙る。串がなかったので、古い菜箸を削って尖らせた。

節分と言うと恵方巻きが、全国的に有名だが、あれは大阪だか愛知だかで行われていたものが、何かの拍子に全国的に知れ渡るようになった。一方、焼嗅という風習はどうなのか?全国的に行われているのだろうか?



そして、本日は、立春である。立春と言えば、立春朝搾りという酒がある。全国38の蔵において、立春の朝一番に搾った生原酒である。私の近辺の蔵元さんとしては、澤乃井の小澤酒造が立春朝搾りを作って出荷している。

通常のお酒は、醪の醗酵具合で、上槽するタイミングを決定するのだが、立春朝搾りは、最初から立春の朝(つまり2月4日)にと決まっているので、醗酵の進み具合をうまく管理・調整する必要があって気を使うらしい。

たまたま本日、友達と飲むことになっていて、しかもその人が誕生日なので、立春朝搾りを買っていってあげようかと思い、近くの酒屋に出かけた。お店では、まさにトラックから朝搾りを下ろしているところであった。荷降ろし作業をしているお店の人に、朝搾りをもう買えるのか聞いてみたら、完全予約販売であり、予約してない私は買えないとのことで、何も買わずに引き揚げてきた。

それでも、しばらくして、朝搾りの代わりにやはり何か誕生日プレゼントを買おうかと思い、もう一度その店に行った。行ってみると、店内ではなく、店の外にテントがあってそこで販売していた。一昨年、昨年と、店頭に並んでいたような記憶がある。どうも気になって仕方なかったので、テントの店員に、「去年は予約なしでも買えたと思ったけど」と聞いたら、どうやら、いくぶんは余計に仕入れていて、余ったものをしばらくしてから店内の棚で販売しているようだ。一週間くらいしたらまた行ってみよう。

というわけで、立春の日に立春朝搾りがゲットできなかったという、どうもぱっとしないブログ記事になってしまった。なお、写真は、去年の立春朝搾り。





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