2011年3月12日土曜日

三脈の法

昨日の夜頃から、にいがた酒の陣2011の中止や、新潟清酒達人検定の延期が、関係Webページ等で発表されていたが、今朝も、達人検定開催者から直接電話にて達人検定延期の通知があった。昨日午後に発生した東日本大震災の影響であることは、言うまでもない。

達人検定は、事前にきき酒の練習をしていたのに、延期になるとはちょっと残念であるが、状況が状況だけに、やむを得ないだろう。だいいち、新幹線が現在運行していないので、試験を受けに新潟まで行けるかどうかも判ったものではない。

今回の地震では、被災地の方々へ心よりお見舞い申し上げるしだいである。テレビで津波の様子を見ていた。車も船も家も、ゴミのようになりながら、海からの圧倒的な力で内陸に向かい押し寄せられて行く。津波は、道路を走っている車にやすやすと追いつき、何のためらいもなくこれを飲み、その巨大な広がりの一部として吸収していく。この様子を見ながら、同じような状況が、北海道、東北、関東の太平洋沿岸で、発生しているかまもなく発生していることを想像するとき、自然の力の前で、人間がいかに無力かを感じざるを得ない。

さて、この様な自然の猛威に対しては、それに近づかないことが最も賢明であろう。このような危険を予知して回避することが出来れば無駄に貴重な生命を失うこともない。何か危険を予知するよい方法はないだろうか?

ありがたいことに、古来より「三脈の法」というものが知られている。人間の潜在意識は、数時間から一日くらいの範囲で起きる、生命に関わるような重大な危険を感知できるといい、これを、三脈の法によって顕在意識として認識できるのだ。

やり方は、男性は左手の手首の脈をとりながら左手の親指と人差し指で頸動脈に触れる。女性は右手の手首の脈をとりながら、同様に、右手の親指と人差し指で頸動脈に触れる。右頸動脈、左頸動脈、手首で脈、この三脈が正しく同期していれば、危険は迫っていないし、これが、バラバラに脈打つようなことがあると、危険が迫っているということだ。



このような、三脈がバラバラに拍動することを「死脈」と言う。そして、もし、死脈が観察された場合は、その時に予定している行動を取りやめてみたり、場所を移動してみたりして、再度三脈をチェックし、死脈が観察されなくなるようにするのである。

実は、この方法は、以前滝行を行ったときに、指導者から教えていただいた方法である。滝行は、低水温のための心臓への負荷や、低体温症の危険などの他、足元が滑りやすく転倒する危険や、場合によっては滝の上から石や流木が流れて頭を直撃することだって考えられる。「流木が頭を直撃」などと聞かされると、かなり怖気づく。それで、それほど危険な行なので、藁にもすがるような思いで、必死になって三脈の法を行ったものだ。

この方法、実際の効果のほどは私には判らない。一つ言えること。それは、費用がかからないから、仮に当たらなくても損はしない。当たれば、あなたは自分の命をまる儲けだ。


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