ミシュランでも観光地として三ッ星のランクで紹介された高尾山。 標高600メートル程度の山で、最近は、訪れる人々も多いようですね。 道なども、去年の夏に来たときよりも整備されて、より歩きやすくなっています。でも、今日はあいにく、朝から小雨が降っています。午後くらいに止むという予報を信じて出掛けてみました。暖かい季節になったといっても、こんな天気の日は、山の上はかなり寒い。防寒や雨具の用意は忘れずに。
JR高尾駅北口9時12分小仏行きのバスに乗ります。バス停には、山登りの人たちがたくさんいます。こんなに、乗りきれるのだろうか?と思いますが、心配ご無用!バスは、2台来ます。
20分か30分か、細い山間の道をバスで走ると、終点の小仏に到着。雨はほとんど気にならないくらいの小雨です。
このバス亭から、1時間も歩くと小仏峠に到着します。この道は、最初は舗装道路ですが、山道に入ると、しっかりと踏まれた良い道です。それはそうです。何しろ、この道は、旧甲州街道なのですから。ず~と昔から、この道を人々が往来していたのです。古い道というのは、それ自体に存在感がある。最近出来た、取ってつけたような道と違って、完全に自然の一部に溶け込んでいるように感じます。
小仏峠からしばらく南東方向に30分程度歩くと城山に着きます。ここの頂上にも売店があり、広場には休憩所が設えてあります。桜の花がほどほどに咲いていますが、霧が濃いですね。
城山頂上
この日は、傘をさすほどの降りでもなく、ほとんど止んでいる状態。でも、山の上は、霧の中で、景色なんてぜんぜん見えず、桜の花も遠くからだと、ぼんやりとしか見えません。
城山からさらに東へ、尾根を歩きます。20分も歩くと、一丁平呼ばれる場所に出ます。ここは防火線なのか、なだらかな尾根に桜の木がまばらに植えられていて、ところどころにベンチやテーブルがあります。 地面には芝が生えています。要するに花見に最適な場所だということです。
今回花見を行おうと考えていたのは、ここなのです。実は、2年前に、ここをハイキングで通りかかったとき、一升瓶を持って来て、花見をしながら宴会をしている人々を見かけました。それ以来、私も同じことを楽しみたいと思っておりました。今日は、山登り仲間と一緒に、ゆっくりと宴会です。
各自が酒やおつまみを持参しました。花は霧に霞んであまりはっきりとは見えず、気温もとても寒い中(5度くらいか)、それでも楽しく花見をしましたよ。
一丁平付近は、晴れているとこんな感じ(2006年春撮影)
本日の酒
玉乃光冷蔵酒 450mlパック (玉乃光酒造株式会社)
紙パック入りなので、山に持っていくのに都合がいいよね。
純米吟醸
原料米: (兵庫)山田錦等 (酒母、麹)
(京都)日本晴等 (掛)
精米歩合:60% (酒母、麹)
55% (掛)
1 件のコメント:
コメントを投稿