日本酒を上槽(もろみを搾ること)するときに、最初の方に搾られて出てくる酒のことを、「あらばしり」と呼ぶそうだ。そして、その後に「中取り」が搾られ、最後に搾られる部分は「責め」と呼ばれるらしい。つまり、同じタンクの中のもろみを搾っても、最初に出てくる酒と後に出てくる酒では、味や香りが違うということだ。
コーヒーでも同じことが言えそうで、ドリップで落とすときに、最初の方に滴るコーヒーと、あとの方に抽出されるコーヒーは味が違う。
日本酒の場合、香味のバランスが良いのは中取りとされているが、コーヒーの場合は、少なくとも私に言わせれば「あらばしり」がいいと思うのだ。
本日の酒
澤乃井本醸造しぼりたて(小澤酒造)
新酒というのは、少し舌にピリピリするところがあり、ちょっと飲みにくい印象の酒が多い。そんな中、この新酒は、飲みやすくコクもある。今年の澤乃井の酒は楽しみだと思う。
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東京地酒マップは、東京の蔵元や東京の地酒を売っているお店を紹介するための地図です。東京地酒(複数の蔵元、各蔵元複数の種類)を置いてある酒屋さん、またそんな酒屋さんをご存知の方、どうぞ情報をお寄せくださいませ。
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最近は着物でいろいろなところに出かけることが多いです。日本酒が好きなので、着物を着て酒を飲む機会も多いですね。このブログでは、主にお酒に関する話題を扱います。日本酒好きの皆様のコメントをお待ちしております。また、どこかへ旅行したり、祭を見物しに行ったり、イベントに参加したりしたときの様子をレポートします。ときどき、自分で作成した動画も公開していますので、楽しんでくださいませ。
なお、画面右側の関連リンクにある"SAKE, KIMONO, and TABI"は、このブログ記事の英語バージョンを掲載しておりますので、興味がございましたら、そちらもご覧ください。
2010年10月28日木曜日
2010年10月25日月曜日
澤乃井蔵開き
10月23日は、澤乃井の酒を醸す小澤酒造で蔵開きのイベントがあった。そこで、酒仲間と蔵を訪れ、いろいろな酒を試飲し、ある者は、当日のイベントに参加したりして遊んだが、結局、酒仲間がだんだんと集結して、宴会となり皆で楽しく酔っ払ったのであった。
私たちが、蔵の受付(今年から蔵の横にある駐車場にイベント用テントが設営され受付をしていた)に着くと、同社の社員Aさんや、小澤社長さんが、チケットを売ったり、来場者に挨拶したりと、忙しそうだった。
試飲チケットを買うと、とりあえず蔵の建物の中に入り、試飲、試飲、試飲・・・。大吟醸、純米酒、古酒など、様々なタイプをいろいろ試飲した。もちろん、今年の新酒もあった。
この動画の女性が言っているように、今年の本醸造しぼりたては、いい出来具合だと思う。新酒というのにすでに味が整っている感じで、旨味がある。
蔵開きは朝9時からだったが、私は8時50分には、すでに受付を済ませて、9時30分くらいには、澤乃井園で席を確保して、あとからの仲間の合流に備えた。そして宴が始まり、それはときどき場所を変えながら夜の10時まで延々続くのであった。
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試飲チケットを買うと、とりあえず蔵の建物の中に入り、試飲、試飲、試飲・・・。大吟醸、純米酒、古酒など、様々なタイプをいろいろ試飲した。もちろん、今年の新酒もあった。
この動画の女性が言っているように、今年の本醸造しぼりたては、いい出来具合だと思う。新酒というのにすでに味が整っている感じで、旨味がある。
蔵開きは朝9時からだったが、私は8時50分には、すでに受付を済ませて、9時30分くらいには、澤乃井園で席を確保して、あとからの仲間の合流に備えた。そして宴が始まり、それはときどき場所を変えながら夜の10時まで延々続くのであった。
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2010年10月16日土曜日
NINE
日本最古の製法と言われる「菩提もと」という製法でつくられた酒である。
菩提もとという言葉の響きから、何か古臭くて粗野な酒を想像していたが、それとは裏腹に、とても豊かで深く繊細な味わいを感じる。甘みがあるが、さほどしつこくない。今回飲んだのは、ひやおろしだと言うが、むしろほとんど火入れを感じさせない、生酒を思わせるキビキビとした風味である。
なかなかヤバイ酒ですね。
ところで、まったく話は変わるが、富久娘の「燗番娘」というのがある。封入された生石灰と水が発熱反応をして、中の酒を温めるという仕組みだ。
ちょっとばかし、高いのと重たいのが難点であるが、面白い商品だ。
そういえば、以前、仙台駅で買って食べた駅弁は、牛たん弁当だったのだが、これも紐を引っ張ると発熱して、ほかほかの弁当が食べられるというものだ。寒い季節だったので、これは嬉しかった。
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なかなかヤバイ酒ですね。
ところで、まったく話は変わるが、富久娘の「燗番娘」というのがある。封入された生石灰と水が発熱反応をして、中の酒を温めるという仕組みだ。
ちょっとばかし、高いのと重たいのが難点であるが、面白い商品だ。
そういえば、以前、仙台駅で買って食べた駅弁は、牛たん弁当だったのだが、これも紐を引っ張ると発熱して、ほかほかの弁当が食べられるというものだ。寒い季節だったので、これは嬉しかった。
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2010年10月8日金曜日
私が、東京の地酒のサイトを運営するわけ
清酒は、国内での不振とは打って変わって、海外での売上が好調なようだ。
~~~ 以下、醸界タイムスWeb版より引用 ~~~
清酒輸出 上期で過去最高に
財務省貿易統計によると、今年上半期(1-6月)の清酒輸出が6890klとなり、前年の5513klに比べて1400kl、25%もの大幅な増加を示し、上半期の輸出で過去最高の数字を記録した。
~~~ 引用、ここまで ~~~
6,890klは、東京都で生産される清酒のおよそ3.5~4倍くらいかな。
しかし、日本全国で、700,000klくらいの生産高なので、日本で作られる清酒の1%程度しか海外で消費されていないということだろうか?まだまだ微々たる数字だ。
日本人は、海外からワインや、ウイスキーや、ビールなどのいろいろなアルコール飲料を取り入れて、現在は、それらを国内で生産したり輸入したりして、国内で消費している。
日本酒の消費が落ち込むのは、日本酒以外の酒も飲みたい消費者がいるということが原因で、これは致し方がないことなのであろう。
であるなら、日本酒の業界が繁栄するには、日本の消費の減少を補うという意味でも、はやり海外に売っていくのがいいのだろう。
アメリカ人がバーボンやバドワイザーに飽きた時に、清酒を飲む。
ドイツ人が、寒い時にラガービールは辛いねと思った時に、燗酒を飲む。
ロシア人が、大酒飲みだと思われないように、ウォッカを控えて日本酒を飲む。
フランス人が、フランスパンにレバーペーストを塗りつつ、レバーには無濾過生原酒が合うなどと言う。
イタリア人がペペロンチーノの隠し味に日本酒を入れる。
インド人が日本酒飲みながらカレー?
そういう状況になればいいかなと思い、日本酒を紹介するサイトやブログを作っている。
日本酒と言ってもいろいろあるわけで、自分の呑んでいない日本酒についてあれこれ書くのも気が引ける。そこで、自分がよく飲む東京の酒について、"Tokyo Sake Site"を作っているが、これは、読んでくれている外国の方もおるようで、ときどきメッセージを頂く。
facebookの方でも、東京の酒のグループを作っている。
facebookのアカウントをお持ちの方で、酒、特に東京の酒にご興味のある方は、"We Love Tokyo Sake"というグループなのでアクセスして欲しい。
それで、なぜこんなことをしているかと言えば、それは、日本のことを宣伝したいだけなのである。自分は日本人であり、自分の国を誇りに思っているからなのだろう。だから、別に日本酒の宣伝でなくてもよいわけだが、やっぱり、自分も好きなものの方が、やる気が湧くというものだ。
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2010年10月2日土曜日
日本酒の日は特にこれと言ったこともなく
10月1日というのは、日本酒の日なのだそうだ。以前は、酒造年度が10月から始まっていたとか、そんなこともあり、日本酒造組合中央会が、この日を「日本酒の日」と制定したらしい。
まぁ、10月1日が、どういう風に呼ばれようが、この季節になるといろんな蔵から、ひやおろしが出荷されたり、新酒の予約受付中とかいうDMが来たりする。少し前まで、猛暑に辟易していたのが、急に涼しくなって食欲も出てきて、美味い日本酒なども飲む気満々になってくる。
ひやおろしだけでなく、生酒なども夏を越すと美味しくなるので、最近は、東京都の生酒をいろいろ見つけてきては呑んでいる。
それで、日本酒の日は、特にこれと言ったこともなく、私は、澤乃井本醸生を晩酌で呑んでいたのでした。
今日の動画 -- 先日、大岳山に登ったら、ナラタケとハナイグチがあったので、お昼のカップ麺の中に放りこんでみた。秋の山は楽しい。
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ひやおろしだけでなく、生酒なども夏を越すと美味しくなるので、最近は、東京都の生酒をいろいろ見つけてきては呑んでいる。
それで、日本酒の日は、特にこれと言ったこともなく、私は、澤乃井本醸生を晩酌で呑んでいたのでした。
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