2011年9月25日日曜日

女子率の高い居酒屋さん

最近の居酒屋さんには、店内がきれい、おしゃれ、かわいい、といった要素のある、女性にとっても入りやすいお店が増えてきている。

立川の「汗だく信助」も、そういうお店の一つではないだろうか。

賑やかな通りから一歩退いた路地裏のお店で、和風な風情の引き戸を開けると、明るい木目のカウンターやテーブルなどが、統一感があり、適度に落ち着いたくつろぎやすそうな空間。カウンター内に男性が2人、給仕として女性が2、3人というスタッフ構成。

カウンターに着くと、ほどなく出てきたお通しが、バーニャカウダーである。

メニューには、地酒の酒類は、そんなに多くはないが、スタッフに尋ねると、けっこう面白い酒があったりする。この日は、ヤマダ(どこの酒?「人」みたいな字の下に「田」と書いてヤマダ)、こなき純米(千代むずび)、秋トンボ(泉橋酒造)などを飲みつつ、料理を二品ほど注文して食べたが、料理は盛り付けの皿や、盛り付け方など、いかにも女性が好きそう。




食事中に、ふと、気づけば、自分とどこかのカップルの男性一人以外は、すべて女性だったのには、ちょっとびっくり。

ところで、2007年5月に投稿を始めたYoutubeであるが、本日、20万再生を達成。まぁ、アップロードしたビデオの総数が今日現在で611本あり、これだけ多ければ、再生回数もそれなりに増えるわけだ。それで、最新のアップ映像は、上記の「汗だく信助」ではなくて、よく行く居酒屋の「青海」さんで撮影したもの。カメラの調子が悪くて音声が入らなかったので、適当なサウンドトラックを追加した。





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2011年9月18日日曜日

三匹獅子舞 (2)

少し前の投稿「三匹獅子舞」の続編。

三匹獅子舞は、たいてい一人立ち三頭の獅子が、4人の花笠と、庭の中で踊り、これに囃子方2~3人や道化も参加する。このような基本的構成を維持しつつ、それぞれの獅子舞が違いを持っている。地域によって、舞い、笛・太鼓、衣装などに、いろいろな違いが見られ、これが三匹獅子舞の面白さの一つではなかろうか。

今回は、大丹波青木神社、青梅市上成木常福院(高水山常福院)、飯能市下名栗諏訪神社に伝わる獅子舞を見てみる。

青木神社は、東京都西多摩郡奥多摩町の大丹波地区にあるが、この場所は同町の中では東側にあり、青梅市に近い。実際、ここから、東に山道を登り岩茸石山の北西にある名坂峠を越えると、青梅市の上成木に出る(ちなみにこの道は、都道202号上成木川井線という歴とした都道)。

上成木には、常福院というお寺があるが、この南西にある高水山の頂上付近に常福院の不動堂があってここに、毎年4月の潅仏会に近い日曜日に、獅子舞が奉納される。さて、この上成木の地の北に位置する尾根の北側はもう埼玉県である。上成木からは小沢峠(峠のほぼ直下を通る小沢は、東京と埼玉を結んでいる)を越えることで、飯能市の下名栗地区に至る。

この下名栗地区にある諏訪神社では、8月の25日に近い土曜日と日曜日に、獅子舞が奉納される。土曜日は揃い(予行演習)で、日曜日が本番である。

これらの三つの獅子舞は、最初青木神社で行われていたものが、常福院に伝わり、そこからさらに、下名栗に伝承されたとされている。言わば兄弟のような関係であり、お互いに共通点が多く見られるが、その中に、それぞれの個性もあり、この三つの獅子舞を見比べるのは、かなり面白いのではないか。

昨年は、その長兄たる大丹波青木神社獅子舞奉納の際に、高水山常福院の獅子舞、下名栗諏訪神社の獅子舞も披露された。このときは、三つの獅子舞が、同じ「三拍子」という演目を舞ったということだ。私も、この日は青木神社に見に行ったのだが、残念ながら、現地に着いたのが午後であり、高水山や、下名栗の獅子舞を見ることは出来なかった。

それでも、私は上記三つの獅子舞を、個別に見に行っていて、その際に動画を撮影させていただいた。それで、その動画から、これらの獅子舞を見比べることができる。

私が、個人的に好きな獅子舞の演目は、女獅子隠しである。これは、だいたい二時間くらいの長さの演目であり、三匹獅子舞としては、もっとも長い方の部類だと思う。二頭の雄獅子が、一頭の女獅子を奪い合うというストーリである。最初、小太夫(または中太夫)という雄獅子が、自分の隠れ家に女獅子を連れて行き独占してしまう。これに気づいたもう一頭の大太夫という雄獅子が、女獅子を捜し当て、女獅子を誘惑して、今度は自分の隠れ家に連れて行き独占する。さらに、今度は、小太夫(または中太夫)が女獅子を捜し当てた後に、これを誘惑してというように、奪い合いをするのである。

特に、この女獅子を誘惑する場面というのが、私は大好きであり、女獅子隠しの重要な見所の一つだとも思っている。最初は嫌がる女獅子が、だんだんと口説かれていき、結局、新しい雄獅子について行ってしまう。この場面の女獅子における、揺れ動く女心の表現が一つの見せ場ではないか。

さぁ、それでは、大丹波、高水山、下名栗、それぞれの女獅子隠しをご覧あれ。



本日の酒
拳王(笹一酒造)
笹一の酒遊館で買ってきた、ワンカップ酒。この酒普通酒にも関わらず、840円だった。高い!
さて、お味の方はと言えば、辛口で美味い酒でしたよ。だけど、やっぱり高いよね。笹一は、原哲夫さんに、相当な額を支払っているののかな?


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2011年9月16日金曜日

ゲゲゲの眠り酒


つい先日、山梨に葡萄狩りに行ったとき、道すがら、大月市にある笹一酒造の酒遊館に立ち寄った。そこで買ってきたのが、このゲゲゲの眠り酒だ。この笹一酒造っていうとこは、拳王だの、バルタン星人だの、いろいろキャラクター物の酒が多いですな。いや、楽しいのでこれはこれでいいと思う。

さて、この眠り酒という名前からして、これを飲むと眠くなるのかな?それとも、眠っていた酒だから眠り酒か?何しろ葡萄酒樽に詰めて寝かせた純米吟醸ということだから。

ところで、私は、酒を飲むと眠くなる。女性と一緒に飲んでいても眠くなることがあるので困ったものだ。別にひどく酔ったということではなく、一時的に休憩しているだけなのだ。30分とか1時間とかうとうとした後は、また、普通に飲むことができるのだ。私の祖父も、大酒飲みだったのだが、やはり、途中で居眠りをし、しばらくした後に復活して飲んでいたというのを覚えている。となると、これは遺伝的な性質なのだろう。

そんな、途中で寝てしまう酒飲みの、ちょっと困った経験について書いてみよう。

まずは、とある居酒屋で、仲間と数人で飲んでいたとき、私は、例によって眠くなってきた。そこで、居酒屋のテーブルで寝こけていた。他の仲間は、普通に飲んでいたはずである。

私が寝ていると、居酒屋の女将さんがやって来て、
「ああ、この人寝てますね~。」
私の連れの一人が答える。
「この人は、別に放って大丈夫です。私たち、まだいろいろ注文しますので」
すると、女将さんは、
「いや、途中で寝てしまう人は、気分が悪くなってしまうので、もう、帰った方がいいです。」

というようなわけで、まだ飲み足りない私たちは、その店から追い出されてしまったのでした。ご一緒した方に申し訳ありません。というか、ちょっと寝るくらいいいじゃないか?

また、別の経験。あるとき、女の人と酒を飲みに行き、二人でカウンターに座って飲んでいたとき、私は、例によって眠くなってきた。そこで一緒に行った女性にはすまないが、ちょっとの間、居眠りをした。

その女性は、話し相手もいなくて、つまらなかったのだろう。一人でいろいろ注文し、飲んだり食べたり、飲んだり、飲んだりしていたらしい。

それで、ふと、私が目を覚ますと、その女性は、すでに完璧に出来上がっており、グデングデンで歩けない泥酔状態になっていた。普通なら歩いて1分の駅だが、そこまで引きずって行くのに、20分くらいはかかった。この時は、たいへんだったな。女性を一人で飲ませちゃいけない。いろいろな意味でね。

さて、それで、このゲゲゲの眠り酒。あくまで個人的な感想であるが、私には、ちょっとくどい感じであまり飲みやすい感じではなかった。この酒に合う料理や飲み方がもしかするとあるのかも知れない。



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2011年9月10日土曜日

け、拳王様!



こ、これは、あの世紀末覇者、拳王様ではございませぬか?!

え~、ということで、山梨県大月市の笹一酒造に来ちゃいました。

拳王って、カッコいいね。




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2011年9月8日木曜日

三匹獅子舞

三匹獅子舞というは、郷土芸能の一種で、五穀豊穣とか、国家安寧とか、疫病よけとか、そんな祈りの意味がある。たいていは、お寺とか神社の境内にて奉納されるのだ。

とりわけ関東地方に、この獅子舞が多いようで、東京にも、特に西部の奥多摩、青梅、あきる野、桧原あたりでは、よく行われている。

この獅子舞の典型的な構成は、三人が獅子頭を被って三頭の獅子になり、これにささら擦り(花笠)が四人、笛が数人から十数人、道化役、囃し方、唄方、その他で構成される。あくまでも典型的な例なので、いろいろバリエーションがあって、たとえばささら擦りは六人の場合とかもある。

それで、獅子舞は、だいたいこんな感じ。



地域によって、いろいろな衣装、いろいろな旋律、いろいろな動きがあって面白いですね。

東京では、たぶん八月が、この獅子舞の最盛期で、私も、先月(八月)は、三箇所へ獅子舞見物に行って来たのだ。そして、八月は、一年で一番暑いときであるし、獅子舞の舞い手はあの重たい獅子頭をつけて踊るのだから、とてもたいへんだろうなと思うのである。まぁ、それはともかく、八月は終わったし、夏の暑さはすでに和らいだ。そして、新酒の季節はもうすぐやってくる。涼しくなればなるほど、酒がうまくなるね。そんなとき、私は、突如として燗酒が飲みたくなるのであった。





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