2009年12月30日水曜日

升屋利兵衛

11月に、埼玉の蔵を3つほど回った(スタンプラリー♪)。このうちの蔵の一つが、「秩父錦」の矢尾本店で、この時に購入して来た酒が、この升屋利兵衛。

辛口でキレがあり、やや濃醇な味わいは、私好みです。吟醸香も程良い感じです。ぬる燗もOKです。


実は最近知ったのですが、埼玉県は、年間13,000キロリットルぐらい造っていて、長野や山梨よりも醸造石高が高いのです。埼玉県の蔵としては、天覧山の五十嵐酒造や、鏡山の小江戸鏡山酒造などは、前々からファンでした。最近は、麻原酒造の「琵琶のささ浪」にも出会いました。

埼玉県は近場だし、来年は、もっといろいろな埼玉の蔵を訪ねてみたいと思います。


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2009年12月24日木曜日

クリスマスも日本酒で乾杯!


昨日は、着物仲間でのクリスマスパーティーが行われました。当然、ドレスコードは着物。

クリスマスパーティーと言っても、忘年会のようなものですね。女性たちが、着物の装いの中に多少クリスマスらしい要素を取り入れていることと、メリークリスマスと言いながら、クラッカーを鳴らすことを除けば、まあ、普通の宴会です。

料理は飲み放題付きのコースでした。飲み物の中に、日本酒も含まれていました。銘柄は、銀嶺立山。キリッした辛口の酒で飲みやすいです。

日本酒好きとしては、クリスマスも日本酒を飲みたいと思っていましたので、たいへん良かったです。

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2009年12月19日土曜日

生酒について

「生酒らしい」風味を持つ生酒が好きです。

まぁ、「生酒らしい」と言っても、これは自分がそう思っているだけで、他の人に、この「生酒らしい」風味を言葉で伝えるのはとても難しいですね。

太陽酒造の「たれくち」とか、御祖酒造の純米無濾過生「遊穂」とか、多満自慢の石川酒造の限定酒「酒は楽しく」の生とか、最近飲んだのでは、麻原酒造の純米大辛口生「琵琶のささ浪」などが、そういう生の風味を持っていると思います。そうそう菊水の「ふなぐち一番しぼり」とか言う黄色のアルミ缶に入っている酒も、そういう生感が溢れています。

いったい、あの「生感」っていうのは、酒のどういう原料に由来するのでしょうかね。もう少し、いろいろなお酒を飲んでみて、考えてみたいと思います。



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2009年12月13日日曜日

東京地酒の新製品、山酒四号の田むら



12月10日に、田村酒造場から「山酒四号田むら 生酒」が、発売されました。同酒造場では以前から、「吟ぎんが」という米で「純米吟醸 田むら」を醸していたが、今シーズンよりこの「田むら」のラインナップに新たに「山酒4号」という米を使った製品が追加されたわけです。

この田むらは限定生産での予約販売品。当然予約しておきましたが、先日、酒屋さんから届きましたので、さっそく唎いてみました。

引込み香は、マイルドであるがすっきりとした辛口を暗示させるメロンの香りと言ったところでしょうか。

口当たりは、やや甘く感じますが、日本酒度は+5で、すっきり感もあります。ちなみに酸度は2。後半、口の奥の方でピリッとした感じと、口の中がしびれるようなしっかりした苦味を感じて、引き締まる感じ。アルコールがやや高めのせいか、飲み込むと腹がカ~ッと熱くなります。

味わいの深さは、吟ぎんがの田むらの方がいいかもしれませんが、山酒4号の方も面白い酒です。まだ、今シーズンの出来立ての酒なので、もう少し寝かしたら味も乗ってくるかも。



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2009年12月4日金曜日

東京地酒、そして新潟清酒との関わり

「新潟清酒達人検定」というのをご存知でしょうか。これは新潟清酒の知識に関する検定試験で、2008年3月に初回の検定が行われ、今年2009年も同様に3月に行われています。そして、来年で第三回目が行われる予定です。

20歳以上ならだれでも受験できますが、初回は「銅の達人」の検定を受け、その合格者に「銅の達人」の称号が与えられます。銅の達人は、翌年に「銀の達人」の検定を受験することができ、これも合格すると「銀の達人」となって、さらに翌年の「金の達人」の受験資格を得るわけです。

「金の達人」の検定は、来年初めて行われ、現時点で認定されている達人としては、銅の達人と銀の達人がいるだけです。

このような銅の達人、銀の達人の集まりが、去る11月28日には、ホテル日航新潟4階朱鷺の間において開催されました。これが、「新潟清酒達人の集い2009」です。この集いには、気軽な立食形式のパーティで、達人同士の良い情報交換の場でもあります。

私は、昨年3月に銅、そして今年銀の達人に合格しておりますので、銀の達人の資格でこの集いに参加させていただきました。さて、この集い、東京からの旅費やホテルの宿泊費を支払い、しかも集いの会費まで払って、参加する価値はあるのかと問われると、どうなのでしょう?

達人の集いの会場で、新潟日報の記者さんに「どうして東京からわざわざ参加するために新潟まで来られましたか?」と取材されたときは、「新潟には知り合いも多く、来れば相手をしてくれる人もいて、退屈もしないし、なんとなく脚が向いてしまう場所なのです」などと答えておきました。事実、新潟には知り合いも多く、いつも誰かしらに会って新潟を案内していただいています。

しかし、私が新潟に来続ける理由は、それだけではないのです。

以前から、東京都の福生市や青梅市にある酒造会社の方とも知り合いで、酒造りの知識は、なんとなくいろいろと吸収させていただきました。ちなみに、東京都にも12場の蔵元があり、素晴らしい酒造りをやっており、中には江戸時代から300年以上も続く老舗もあります。新潟の酒もいいですが、やはり東京の料理に合う酒というのは、東京に住む人がその東京の食文化を意識しつつ造った酒だと思いますし、それこそが、地酒の価値の一つではないでしょうか。

私は以前、翻訳会社に勤めており、現在は、自営でクライアントさんから仕事をいただいて翻訳をしているのですが、こういう能力は仕事だけでなく、日本の文化を世界に発信するのに使うべきだとも考えています。したがって、酒造の技術や歴史などは、日本が世界に誇れるものであり、これを世界に発信していくことは、自分が率先してやるべきことなのではないかと思うようになりました

それで、東京都民として、東京の地酒を応援して盛りたてて行こうということで、「東京地酒非公式サイト」というホームページを立ち上げました。あまり出来栄えはよくないものの、日本語での情報だけでなく同様の情報を英文に翻訳して提供して、グローバルに情報発信して行こうという方針のもと、サイト設立から1年が経過しました。

英語版のホームページは、私の英語ブログとともに、海外からもときどき反響が来ておりまして、カナダ在住のある読者は、私のブログを読んで日本酒に興味を抱き、とうとう来日までしてくれました。こういうことがあると、ブログやホームページによる情報発信はやりがいを感じます。

酒に関する情報は、自分なりによく理解したうえで、英訳して発信しておりますが、情報源は東京地酒に限る必要はなく、たとえば、新潟などの酒イベントにも首を突っ込んだりするわけです。

そして、昨年3月、にいがた酒の陣2008と同時に行われた達人検定を受験、合格して銅の達人となりましたが、この達人検定受験のための勉強のおかげで、新潟清酒の歴史や製法、酒造り、酒造りに適した気候、文化などについて、いっそう詳しく知るようになりました。そして、こうなったら徹底的に新潟清酒を勉強して、金の達人まで取得してみようかと思いました。

酒の陣、達人の集いと、頻繁に新潟に顔を出していることもあり、最近では、新潟県の酒造会社の方々との人脈が広がりつつあります。また、私は身長188cmあり、新潟には、着物姿で出没しているので、かなり目立つようです。酒の陣や達人の集いの会場でも「前回もお見かけしました」とか「ブログを読みました」などと、声を掛けられることも増えてきました。これからは、新潟の酒造業界の方々はじめ新潟で知り合った方々からも、情報をいただきつつ、日本酒という世界に比類のないアルコール飲料について、世界に発信して行き、日本酒の文化の保護、発展に何がしかの貢献が出来れば幸いと考えています。

さて、来年3月は、いよいよ「金の達人」に挑戦します。試験は小論文と、実技のマッチングテスト(唎き酒)があるようです。なかなか手ごわそうですが、全力を尽くして頑張ろうと思っています。

(「達人の集い」の会場となったホテル日航新潟の隣にある朱鷺メッセでは、「うまさぎっしり新潟博」が行われており、新潟清酒のブースには、試飲で人だかりが出来ていました。)


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